相手の趣味を聞くために「趣味は何ですか」という平凡な話題の出し方はよくありません。
相手の趣味を知りたいときは「休日は何をしているの」と聞いてみましょう。
決まり文句です。
平日の疲れを忘れるため、休日は気晴らしに何かしやすいからです。
趣味の話が出たら「へえ、そうなんだ」と言って終わらせるのではありません。
趣味の話が出たら、褒めるのが定番です。
休日は映画をよく見ている話が出れば「いいね。映画を見ると世界が広がるよね」と褒めます。
休日はスポーツをしている話が出たら「体を動かすのは健康にいいよね。ストレスも発散できるよね」と褒めます。
相手の趣味を褒めることは、相手を褒めているのと同じです。
自分の趣味を褒めてくれたことで、相手に好感を抱きます。
さて、ここからが重要です。
趣味を褒めて話が盛り上がれば、話の流れに乗って、休日のデートに誘ってみましょう。
休日に映画を見ているなら、徹底的に映画を褒めます。
相手が上機嫌になったところで「じゃあ次の休日、映画を見に行こう」と言って、デートに誘います。
スポーツをするのが好きだと言えば、徹底的にスポーツを褒めます。
相手の機嫌がよくなったところで「じゃあ今度の休日、一緒に体を動かしに行こうよ」と言ってデートに誘います。
休日ですから、相手も時間に余裕があるはずです。
休日にしている話題から趣味を知ります。
趣味を知ることで相手を褒めます。
その流れで休日のデートに誘い出す。
「休日は何をしているの」という話題を出す本当の狙いは、これなのです。