「忙しいな。暇がないんだよ」
合コンのとき、忙しさをアピールすれば、価値がある人のように思われるだろうと思います。
人付き合いに忙しい人は、モテるだろうと思います。
公私ともに忙しい様子が感じられれば、それだけ求められる有能な人材なのだろうと思います。
しかし、そう思うのは、本人ばかりです。
聞いている人はどう感じるでしょうか。
もちろんプラスのイメージもありますが、マイナスのイメージも抱いてしまいます。
「いつも忙しそうで、心に余裕がなさそうだな」
「知り合えても、連絡が大変そう」
あげくには「いつも忙しいと言っているのは、実は本人の仕事が遅いだけではないのか」とさえ、思われることでしょう。
「忙しい、忙しい」という人は、実は暇な人が多いものです。
あまり大げさにアピールしすぎると、プラスの印象どころか、マイナスの印象を受けてしまうのです。
忙しすぎる印象を与えるのは、近寄りがたい雰囲気を出してしまうことです。
いつの間にか、出会いのチャンスを逃してしまいやすいのです。
では、忙しいときには、どう言えばいいのでしょうか。
「忙しいけれど時間を作るよ」と言えばいいのです。
これは嬉しい言葉です。
自分のために、時間を作ってくれると、特別扱いされているような感じがします。
特別扱いするから、特別な意識が芽生えます。