執筆者:水口貴博

時代の先を読む力をつける30の方法

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土台があるものが生き残り、ないものが倒れて消える。

土台があるものが生き残り、ないものが倒れて消える。 | 時代の先を読む力をつける30の方法

「土台があるものが生き残り、ないものが倒れて消える」

これは自然の法則です。

自然淘汰とうたです。

あらゆる職種に当てはまります。

土台が大きければ大きいほど、強い風が吹いても、倒れることはありません。

だから生き残ります。

しかし、土台がなければ、いざというときに、すぐ倒れます。

貧弱な土台では、本当の根にはなっておらず、強さになっていません。

土台をなくして、本当の成長はできません。

日々のニュースで、企業が脱税をしたり、水増しをしたりする話をよく耳にします。

これは不公正な行動によって、偽りの成長を見せようとする行為です。

その成長は、嘘の成長です。

あるように見えても、実はありません。

土台がありません。

いずれ崩壊します。

不正な手法で経営を成り立たせようとするのは、土台がないため、トラブルに弱くなります。

不況にあったときに、倒産しやすくなります。

騙そうとすることに、時間・お金・労力を費やしている企業は、むしろ無駄が多い状態です。

また、あくどい手段によって、経営している場合は、本当の土台がないため、経営もなかなかうまくいきません。

悪循環になります。

土台がないとき、あっという間につぶれてしまいます。

無風のときは、企業の真価はわかりません。

真価が問われるのは、強い風が吹いたときです。

台風が来たときに、土台がしっかりしている大木は倒れません。

経営手法の土台がしっかりしていれば、不況がやってきても、乗り切れるはずです。

無駄なところは削減し、必要なところにだけ力を注いでいる企業は、無駄を初めから省いているため、不況にも強いです。

しっかり根を張った大木は、台風が来ても倒れないように、土台がしっかりした経営をしていれば、不況が来ても倒産しません。

注目すべき着眼点は、土台がしっかりしているかどうかです。

もちろん人間にも当てはまります。

学力にもスポーツにも当てはまるのです。

時代の先を読む力をつける方法(29)
  • 土台をしっかり固める。
便利な道具は、意外な不便を生み出す。

時代の先を読む力をつける30の方法

  1. 時代の先を読み、生活の向上に結びつける。
  2. 今の状態を知ることなしに、未来の状態を正確に予想はできない。
  3. 自分に関係する分野は、狭く深く掘り下げる。
    自分に関係しない分野は、広く浅く学ぶ。
  4. マスコミのゴシップやスキャンダルは、完全に無視して問題ない。
  5. あらすじをまとめた記事を使って、素早く情報を収集する。
  6. 「週刊ダイジェスト」は、忙しいビジネスマンにもってこい。
  7. ブームは、急速に全国に広まった後、急速に忘れ去られる。
  8. 人気が出ている商品やサービスは、その時代を象徴している姿である。
  9. 電車の中で、時代の流れを予想する。
  10. 店の入り口付近こそ、時代の最先端が見える場所。
  11. ベストセラーは、現代社会のニーズが最も反映されている。
  12. 歴史は、人の感情が作り出している。
  13. わかりやすくなれば、ヒットしやすくなる。
  14. 子どもに投資することは、未来に投資すること。
  15. 子どもたちに異変があっても、今なら改善に間に合う。
  16. 都会の中をぶらぶらして、刺激に接する。
  17. 今まで見たこともないような商品や新しいサービスには、特に要チェック。
  18. マスコミの情報を、何でもうのみをしてはいけない。
  19. コマーシャルの時間は、時代を学ぶ時間になる。
  20. デパートのショーウインドーから、最新のファッションセンスを学ぶ。
  21. 高機能・高性能に走りすぎると、逆に衰退する。
  22. 今を一生懸命に生きることで、素晴らしい未来も出来上がる。
  23. 過去を学ぶと、先の展開が読めるようになる。
  24. 近い業種の「起承転結」は、参考にできる内容が多い。
  25. 高齢者ほど、時代の予想は的中しやすい。
  26. 本音ほど、小さな声で語られる。
  27. 「権力・お金・セックス」を求める人は、人生につまずきやすい。
  28. トップがしていることを見れば、未来の光景が目に浮かぶ。
  29. 土台があるものが生き残り、ないものが倒れて消える。
  30. 便利な道具は、意外な不便を生み出す。

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