執筆者:水口貴博

成功するための30の勉強力

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スピードを出しているうちは、疲れを感じない。

スピードを出しているうちは、疲れを感じない。 | 成功するための30の勉強力

映画で迫力のあるシーンは、スピード感があります。

たとえば、敵と戦っているシーンです。

次々と移り変わる場面に集中してしまい、呼吸の暇がありません。

その瞬間は、ときの流れを忘れます。

戦いの決着がついた直後、ほっとして、集中してスクリーンを見続けていたことに疲れを感じ、ため息が出ます。

映画館で映画を見ていると、スピード感のあるシーンが終わった直後に、会場全体が大きなため息をつきます。

打ち合わせをしたわけでもないのに、芝居のようにみなが一斉にため息をつくのは、面白い光景です。

ここで私たちは、人間のある特性に気づきます。

「人間は、スピードがあるうちは、疲れがあっても感じない」という特性です。

人間は進化の過程で、スピードのある場面は非常事態と感じ、疲れを感じにくいようにできています。

スピードのある場面と言えば、戦っている最中です。

戦っている最中は命に関わる出来事なので、疲れていても、疲れを感じにくくなります。

その特性を、勉強でも生かします。

スピードを出して勉強しましょう。

スピードを出して勉強をしている間は、疲れを感じにくくなるはずです。

勉強中に疲れを感じると言う人は、ゆっくりしているからです。

「勉強をしても、すぐ疲れて続きません」という人の勉強法を聞くと、必ずのろのろゆっくり勉強をしています。

疲れを感じます。

勉強は、疲れを感じないために、スピードを持って進めることがコツです。

勉強をしている間は疲れを感じなくなり、勉強そのものもはかどります。

勉強に区切りがついたとき、疲れが出ることでしょう。

そのときは、素直に昼寝や仮眠を取ればいい。

「スピードを出しているうちは、疲れを感じない」という人間の特性を、勉強に生かしましょう。

成功するための勉強力(11)
  • スピードを出して、勉強する。
権威のある辞書があると、自信がつく。

成功するための30の勉強力

  1. 勉強は、結果が出るまでに時間がかかる。
  2. 勉強をして一番変わるのは「雰囲気」である。
  3. 信号の赤を、チャンスに変える。
  4. アドバイスを求める人ほど行動せず、アドバイスを求めない人ほど行動している。
  5. 「気になる」という気持ちがあるうちに、調べる癖をつける。
  6. 暗い夜に考えていると、気分も暗くなる。
    明るい朝に考えていると、気分も明るくなる。
  7. 「頭がいい」とは、そういう「事実」ではなく「姿勢」である。
  8. 勉強をすれば、喧嘩が減る。
  9. 勉強をしてから目的を決めるのではない。
    先に目的があって勉強する。
  10. 一度しかない人生を悔いなく生きないと、本当に悔いてしまう。
  11. スピードを出しているうちは、疲れを感じない。
  12. 権威のある辞書があると、自信がつく。
  13. 辞書の面白さとは、引くつもりのなかった言葉を引くこと。
  14. 悩みと疑問を抱いているときが、勉強をする最適な時期。
  15. 勉強をする場所は、机の前だけではない。
  16. 遠くへ行けば、旅行になった気になっていませんか。
  17. 勉強のために、文系や理系という区切りは必要ない。
  18. 「何を知るか」より「どう使うか」のほうが大切。
  19. 初めてあったときに、次に会う約束をする。
  20. どんな旅行ブックより、現地の人ほど詳しい人はいない。
  21. 「早起き」という言葉を使うのが恥ずかしいくらい、当たり前の習慣にする。
  22. 今日勉強していることが、未来のあなたを形作る。
  23. 難しい言い回しを使わない努力をすればするほど、知性的になれる。
  24. 本当の知性とは、面白さに気づけること。
  25. 一番前の席が、一番勉強ができる。
  26. 時間術を学ぶ時間があるなら、仕事を当たり前に進めたほうが早い。
  27. 友人と一緒に勉強会を開かない。
  28. 完璧な英語を求めると、話せない。
    不完全な英語でいいと思えば、話せるようになる。
  29. 目的地にたどり着くためには、2つの把握が必要。
  30. 1,000冊以上読んで学んだことは「本を読む暇があれば行動しろ!」という悟りだった。

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