執筆者:水口貴博

成功するための30の勉強力

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目的地にたどり着くためには、2つの把握が必要。

目的地にたどり着くためには、2つの把握が必要。 | 成功するための30の勉強力

どんな世界でもそうですが、歩き始める前には、2つの把握が必要です。

  • 全体像の把握
  • 現在地の把握

前提として「全体像の把握」と「現在地の把握」の2つがなければ、目的地にたどり着けません。

たどり着くどころか、迷子になるでしょう。

学校へ登校するとき、家から学校までの「全体像」と、今どこにいるのかという「現在地」がわかっていなければ、迷子になります。

大きな森に入って、木ばかりを見ていると、すぐ迷子になります。

「木を見て森を見ず」の状態は、見ているようで、実は見ていません。

まず、本当に見なければいけないのは「全体像」です。

全体像と現在地の2つを把握していれば、森の中で迷子になることはありません。

とりあえず精神的に安心します。

「自分が今ここにいる」という現在地が確認できるだけで、まったくストレスは変わります。

勉強も、いわば大きな森です。

勉強を始める前には、自分が鳥になったかのように上から下を見て、大雑把に全体を把握しましょう。

おすすめは「目次を見ること」です。

目次はその教科書の全体像が、一目で把握できるようになっています。

目次を活用して全体像さえ把握できれば、勉強を進めるとき、自分が今どの辺りを進んでいるのかがよくわかるようになります。

現在地がわかるだけでも、勉強へのストレスが減ります。

全体像がつかめることで、復習もしやすくなり、効率のよい勉強もおのずから浮かんでくることでしょう。

早く勉強をしたい気持ちが焦って目次を飛ばしていませんか。

最もよく読まないといけないところは、飛ばしがちな目次です。

全体像をつかむのは、勉強の基本なのです。

成功するための勉強力(29)
  • 目次を読んで「全体像」をつかんでから、勉強を始める。
1,000冊以上読んで学んだことは「本を読む暇があれば行動しろ!」という悟りだった。

成功するための30の勉強力

  1. 勉強は、結果が出るまでに時間がかかる。
  2. 勉強をして一番変わるのは「雰囲気」である。
  3. 信号の赤を、チャンスに変える。
  4. アドバイスを求める人ほど行動せず、アドバイスを求めない人ほど行動している。
  5. 「気になる」という気持ちがあるうちに、調べる癖をつける。
  6. 暗い夜に考えていると、気分も暗くなる。
    明るい朝に考えていると、気分も明るくなる。
  7. 「頭がいい」とは、そういう「事実」ではなく「姿勢」である。
  8. 勉強をすれば、喧嘩が減る。
  9. 勉強をしてから目的を決めるのではない。
    先に目的があって勉強する。
  10. 一度しかない人生を悔いなく生きないと、本当に悔いてしまう。
  11. スピードを出しているうちは、疲れを感じない。
  12. 権威のある辞書があると、自信がつく。
  13. 辞書の面白さとは、引くつもりのなかった言葉を引くこと。
  14. 悩みと疑問を抱いているときが、勉強をする最適な時期。
  15. 勉強をする場所は、机の前だけではない。
  16. 遠くへ行けば、旅行になった気になっていませんか。
  17. 勉強のために、文系や理系という区切りは必要ない。
  18. 「何を知るか」より「どう使うか」のほうが大切。
  19. 初めてあったときに、次に会う約束をする。
  20. どんな旅行ブックより、現地の人ほど詳しい人はいない。
  21. 「早起き」という言葉を使うのが恥ずかしいくらい、当たり前の習慣にする。
  22. 今日勉強していることが、未来のあなたを形作る。
  23. 難しい言い回しを使わない努力をすればするほど、知性的になれる。
  24. 本当の知性とは、面白さに気づけること。
  25. 一番前の席が、一番勉強ができる。
  26. 時間術を学ぶ時間があるなら、仕事を当たり前に進めたほうが早い。
  27. 友人と一緒に勉強会を開かない。
  28. 完璧な英語を求めると、話せない。
    不完全な英語でいいと思えば、話せるようになる。
  29. 目的地にたどり着くためには、2つの把握が必要。
  30. 1,000冊以上読んで学んだことは「本を読む暇があれば行動しろ!」という悟りだった。

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