テレビを見たり、新聞を読んだりしていると、ときおり、知らない言葉が登場します。
たとえば「鳴り物入りで始まった国会」という記事が新聞に載っていたとします。
「国会」の意味はわかりますが「『鳴り物入り』とは、どういう意味だろうか」と疑問に思い、気になります。
気になる気持ちは大切です。
その気になった瞬間、辞書やインターネットを使って調べる癖をつけることです。
「気になる」という気持ちは「勉強したくてたまらない」という気持ちと同じです。
興味があるときにする勉強は、よく吸収できます。
その気になっていますから、熱が冷めないうちに勉強するのが一番身につきやすいです。
鳴り物入りの意味を調べると、次のような意味だとわかりました。
「鳴り物を使って賑やかにすること。大げさな宣伝などをして、はでに騒ぎたてること。(引用:広辞苑)」
つまり「鳴り物入りで始まった国会」とは「いろいろな諸問題を抱えて賑やかに始まった国会のこと」という意味です。
意味がわかった瞬間に「なるほど。面白い表現だ」と、納得します。
納得するまで、調べることが大切です。
この積み重ねが、勉強です。
机に向かってするだけが、勉強ではありません。
日常で気になったことをその場ですぐ調べる姿勢で、すでに勉強になっているのです。