執筆者:水口貴博

社内ビジネスマナーの30の基本

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欠勤の連絡を、親にさせない。

欠勤の連絡を、親にさせない。 | 社内ビジネスマナーの30の基本

体調を崩し、出社ができない場合には、会社に欠勤の連絡をします。

避けられるものなら避けたい突然のお休みです。

やはり人間ですから、体調を崩してしまう場合もあります。

絶対に休んではいけないとは言いません。

しかし、せめて休むときに、次のマナーだけは守ってほしいと思います。

「欠勤の連絡くらいは自分でする」というマナーです。

これが当たり前だと思っている人は大丈夫です。

ここから先の話は読まなくても、十分です。

しかし、社会人の中には、自分で連絡をせず、親を通して連絡をする人がいるのです。

一人暮らしをしている人は自分で連絡するしかありませんが、家族で暮らしている人はなんとなく親に甘えます。

親に甘えることができても、しないことです。

連絡を受けた人は「小学生ではあるまいし」と思うでしょう。

また人によっては「自分で連絡できないほど、体調が悪いのか」という、余計な不安を与えます。

もちろん本当に電話ができないほど体調が悪ければ、いた仕方ありません。

救急車で運ばれ、意識がないほどの状況なら、電話ができないのはわかります。

しかし、自分で連絡できるくらいの病状なら、親に甘えず、自分で連絡をすることです。

欠勤は、会社のみんなに迷惑をかけることなのですから、せめて休む本人から事情を伝えるという配慮はしておきたいところです。

社内ビジネスマナーの基本(10)
  • 欠勤の連絡は、必ず自分からする。
遅刻連絡のときには「遅れる理由」と「目安」を伝えるようにしよう。

社内ビジネスマナーの30の基本

  1. 仕事マナーがあれば、嫌いな人とも一緒に仕事ができる。
  2. 「ご苦労さま」と「お疲れさま」の違いに気をつけよう。
  3. 取り出したものは、使い終われば、元の場所に戻す。
  4. 風邪を引いたときには、無理をせず休む。
  5. 風邪を引きかけているときには、マスクを付けておこう。
  6. いつの間にか二重敬語を使っていませんか。
  7. 報告・連絡・相談は、社会人としての基本マナー。
  8. 休暇届を、直前になって出すのはタブー。
  9. ストレスがかかっているときは、ストレスを感じない。
  10. 欠勤の連絡を、親にさせない。
  11. 遅刻連絡のときには「遅れる理由」と「目安」を伝えるようにしよう。
  12. 会社にある備品は、持ち帰ってはいけない。
  13. 長時間席を外す場合には、ほかの人に伝えておくこと。
  14. 言葉遣い(敬語・謙譲語・丁寧語)は、社会人にとって欠かせない技能。
  15. 社内の話を、社外で話してはいけない。
  16. 会社の上下関係は「年齢」ではなく「キャリア」である。
  17. ダメと言っている人が、ダメになる。
  18. デスクの上の整理整頓も、仕事の1つ。
  19. 挨拶をすれば、人間関係がよくなる。
  20. 挨拶は、言われる前に、言う。
  21. 失敗は、して落ち込むのではない。
    して、飛躍するのだ。
  22. いくらベテランでも、新しい職場では新人である。
  23. いくら定時が過ぎているとはいえ、直帰する場合には、会社に連絡をする。
  24. 社会人になってからは、悪い癖は無視できない。
  25. プリンターの使い方を覚えるのも、仕事のうち。
  26. クッション言葉で、言いにくい一言が、言いやすくなる。
  27. 机を長時間離れるときには、資料を出しっぱなしにしない。
  28. 独り言を言いながら、仕事をしない。
  29. マニュアルはあっても、頼りすぎない。
  30. 話しかけるときには、タイミングを考えよう。

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