執筆者:水口貴博

社内ビジネスマナーの30の基本

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長時間席を外す場合には、ほかの人に伝えておくこと。

長時間席を外す場合には、ほかの人に伝えておくこと。 | 社内ビジネスマナーの30の基本

先日、こうしたことがありました。

仕事中に、お客さまからAさんに連絡がありました。

「お世話になっております。○○商事の鈴木です。Aさんはいらっしゃいますか」

電話を受けた人は「ただ今、Aは席を外しています」と伝えます。

「では、いつお戻りの予定でしょうか」

ほかの社員に「Aさんはどこへ行ったのか、いつ戻るのか」と聞いても、誰もが「知らない。わからない」といいます。

私は、困りました。

大切な仕事の話なら、なおさらです。

急な用件かもしれません。

大事なお客さまですから、曖昧な答えを返すのも失礼です。

そもそもAさんは、長時間席を外すにもかかわらず、誰にも連絡をしていなかったようです。

長時間席を外すにもかかわらず、誰にもその旨を連絡していなかったAさんに、あなたもなっていないでしょうか。

もちろん仕事中に、トイレで席を外すくらいなら、連絡は不要です。

しかし、会議のような長時間席を外す場合には、前もって誰かに連絡をすることが必要です。

「会議のため、席を外します。午後4時ごろに終わる予定です。もし急な用件なら、携帯に連絡をください」

会社では1人が仕事をしているわけではないのです。

大勢のひとで連携し合って仕事をしているのですから、自分が席を外す際にもケアが必要です。

社内ビジネスマナーの基本(13)
  • 長時間席を外すときには、ほかの社員に連絡をしておく。
言葉遣い(敬語・謙譲語・丁寧語)は、社会人にとって欠かせない技能。

社内ビジネスマナーの30の基本

  1. 仕事マナーがあれば、嫌いな人とも一緒に仕事ができる。
  2. 「ご苦労さま」と「お疲れさま」の違いに気をつけよう。
  3. 取り出したものは、使い終われば、元の場所に戻す。
  4. 風邪を引いたときには、無理をせず休む。
  5. 風邪を引きかけているときには、マスクを付けておこう。
  6. いつの間にか二重敬語を使っていませんか。
  7. 報告・連絡・相談は、社会人としての基本マナー。
  8. 休暇届を、直前になって出すのはタブー。
  9. ストレスがかかっているときは、ストレスを感じない。
  10. 欠勤の連絡を、親にさせない。
  11. 遅刻連絡のときには「遅れる理由」と「目安」を伝えるようにしよう。
  12. 会社にある備品は、持ち帰ってはいけない。
  13. 長時間席を外す場合には、ほかの人に伝えておくこと。
  14. 言葉遣い(敬語・謙譲語・丁寧語)は、社会人にとって欠かせない技能。
  15. 社内の話を、社外で話してはいけない。
  16. 会社の上下関係は「年齢」ではなく「キャリア」である。
  17. ダメと言っている人が、ダメになる。
  18. デスクの上の整理整頓も、仕事の1つ。
  19. 挨拶をすれば、人間関係がよくなる。
  20. 挨拶は、言われる前に、言う。
  21. 失敗は、して落ち込むのではない。
    して、飛躍するのだ。
  22. いくらベテランでも、新しい職場では新人である。
  23. いくら定時が過ぎているとはいえ、直帰する場合には、会社に連絡をする。
  24. 社会人になってからは、悪い癖は無視できない。
  25. プリンターの使い方を覚えるのも、仕事のうち。
  26. クッション言葉で、言いにくい一言が、言いやすくなる。
  27. 机を長時間離れるときには、資料を出しっぱなしにしない。
  28. 独り言を言いながら、仕事をしない。
  29. マニュアルはあっても、頼りすぎない。
  30. 話しかけるときには、タイミングを考えよう。

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