執筆者:水口貴博

社内ビジネスマナーの30の基本

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社内の話を、社外で話してはいけない。

社内の話を、社外で話してはいけない。 | 社内ビジネスマナーの30の基本

社会人になってからは、話の内容にも気をつける必要があります。

あなたが社会人になってから、久しぶりに旧友と会って話をすることがあります。

「久しぶりだね。最近、仕事の調子はどう? どんな仕事をしているの?」

簡単な職種くらいの内容なら、仕事の話はしても大丈夫です。

「コンピューター関係の仕事をしています」

「製造関係の仕事をしています」

こうした当たり障りのない内容ならいいでしょう。

しかし、調子に乗って、詳しい仕事の内容までは口にしてはいけない領域になります。

「実はここだけの話だけど、今年の10月に新しくリリースされる新商品の開発をしているんだ。今回の商品の特徴は~」

また公に出ていない情報を、あなたが口にすることは、いわば「情報流出」となります。

大切な機密情報を、社外で軽く口にしたことがきっかけで、社内の情報が外に漏れてしまうことになるのです。

そのために会社に対して大きな損失をもたらしたりする場合もあります。

友人、家族の前に限らず、不特定多数の場所で、社内の話をすることはタブーです。

コーヒーショップ、レストラン、駅のホームなど、誰が、どこで、聞き耳を立てているかわかりません。

社外で、社内の詳しい話をしてはいけないのです。

社内ビジネスマナーの基本(15)
  • 不特定多数のいる場所で、社内の詳しい話をしないようにする。
会社の上下関係は「年齢」ではなく「キャリア」である。

社内ビジネスマナーの30の基本

  1. 仕事マナーがあれば、嫌いな人とも一緒に仕事ができる。
  2. 「ご苦労さま」と「お疲れさま」の違いに気をつけよう。
  3. 取り出したものは、使い終われば、元の場所に戻す。
  4. 風邪を引いたときには、無理をせず休む。
  5. 風邪を引きかけているときには、マスクを付けておこう。
  6. いつの間にか二重敬語を使っていませんか。
  7. 報告・連絡・相談は、社会人としての基本マナー。
  8. 休暇届を、直前になって出すのはタブー。
  9. ストレスがかかっているときは、ストレスを感じない。
  10. 欠勤の連絡を、親にさせない。
  11. 遅刻連絡のときには「遅れる理由」と「目安」を伝えるようにしよう。
  12. 会社にある備品は、持ち帰ってはいけない。
  13. 長時間席を外す場合には、ほかの人に伝えておくこと。
  14. 言葉遣い(敬語・謙譲語・丁寧語)は、社会人にとって欠かせない技能。
  15. 社内の話を、社外で話してはいけない。
  16. 会社の上下関係は「年齢」ではなく「キャリア」である。
  17. ダメと言っている人が、ダメになる。
  18. デスクの上の整理整頓も、仕事の1つ。
  19. 挨拶をすれば、人間関係がよくなる。
  20. 挨拶は、言われる前に、言う。
  21. 失敗は、して落ち込むのではない。
    して、飛躍するのだ。
  22. いくらベテランでも、新しい職場では新人である。
  23. いくら定時が過ぎているとはいえ、直帰する場合には、会社に連絡をする。
  24. 社会人になってからは、悪い癖は無視できない。
  25. プリンターの使い方を覚えるのも、仕事のうち。
  26. クッション言葉で、言いにくい一言が、言いやすくなる。
  27. 机を長時間離れるときには、資料を出しっぱなしにしない。
  28. 独り言を言いながら、仕事をしない。
  29. マニュアルはあっても、頼りすぎない。
  30. 話しかけるときには、タイミングを考えよう。

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