公開日:2024年6月30日
執筆者:水口貴博

新しい趣味を見つける30の方法

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趣味を勧められたとき、うわべの返事で終わらせない。

趣味を勧められたとき、うわべの返事で終わらせない。 | 新しい趣味を見つける30の方法

知り合いが、自分の趣味について語っていました。

「私、最近○○にはまっててさ。時間があったら楽しんでいるよ。生きがいになっているよ」

高いテンションで嬉しそうに話します。

趣味をエンジョイしていることがよく伝わってきます。

「自分に合っている趣味なんだね。趣味を満喫していていいなあ」と思いながら、しばらくふんふん聞いています。

そこまではいいのですが、この後です。

「楽しくておすすめだよ。すごく面白いよ。もし良かったら、あなたもやってみれば?」

話の流れから趣味をおすすめされました。

「あなたもやってみたほうがいい! 絶対気に入るよ!」

ぐいぐい勧められることもあるかもしれません。

聞いてもいないのに自分の趣味を押しつける人がいるものですね。

自分が楽しく感じているからといって、相手も同じように感じるとは限りません。

人の好みはそれぞれです。

趣味を押しつけられると、反発を感じてむっとする人もいるでしょう。

こういうときは「さあ、どうかなあ」「私はちょっと」など、うわべだけの返事で受け流すことが多いもの。

「遠慮しておきます」「ちょっと時間がないので」「今は余裕がないので」と、当たり障りのないセリフで断ることもあるでしょう。

あるいは「大きなお世話です」と言い返したくなる人もいるかもしれません。

しかし、ここは発想の転換です。

自分の趣味を勧められたら、うわべの返事で終わらせるのではありません。

あえて素直に受け入れ、実際にやってみてはいかがでしょうか。

真に受けて、本気にしてみるのです。

「なるほど、楽しそうですね、面白そうですね。今度やってみます」と言えばいいのです。

何事も素直が一番です。

これは人に流されることとは違います。

何も考えないで判断しているわけではなく、自分が納得したうえでトライしています。

手帳を開いて「ぜひやりたいです。初めてなので教えてください。いつにしますか」と、その場で日程まで決めてしまいましょう。

日程の話を持ち出せば、具体的な計画となり、相手に本気が伝わります。

きちんと予定を立てることで、社交辞令で終わらず、実際にチャレンジできるのです。

世の中を見渡すと「人からの勧めで始めるようになった」というケースは珍しくありません。

むしろよくあるケースです。

やり方がわからなければ、その人に聞いてみればいいのです。

相手がはまっている趣味なら詳しく知っているはずなので、基本的なマナーやルールなど快く教えてくれるでしょう。

相手の教え方に少しずうずうしいところもあるかもしれませんが、そこは寛大にいこうではありませんか。

趣味のストライクゾーンを広げましょう。

頭を柔らかくして素直な心を大切にすれば、趣味のストライクゾーンはぐっと広がります。

趣味を勧められたら、それはそれでチャンスなのです。

新しい趣味を見つける方法(11)
  • 趣味を勧められたら、うわべの返事で終わらせるのではなく、素直に受け入れてみる。
「よかったら、一緒にやってみない?」と誘われたらチャンス。

新しい趣味を見つける30の方法

  1. 「経験の食わず嫌い」をしていませんか。
  2. 無趣味の人に必要なのは、三日坊主。
  3. 新しい趣味を見つけるには、自分の興味関心に従うだけでいい。
  4. 気になる習い事を見つけたら、放っておかない。
  5. 好きなこと・興味のあることを書き出してみよう。
  6. 新しい趣味を始めるのに、遅すぎることはない。
  7. 趣味を楽しむのに、資格も年齢制限もない。
    趣味の門戸はすべての人に開かれている。
  8. 自分にぴったり合った趣味を探そうとしないこと。
  9. 人の趣味に興味を持つことは、新しい趣味の入り口になる。
  10. 無料体験やお試し期間があれば、どしどし活用しよう。
  11. 趣味を勧められたとき、うわべの返事で終わらせない。
  12. 「よかったら、一緒にやってみない?」と誘われたらチャンス。
  13. ぴんと来ないのは、楽しみ方を知らないだけかもしれない。
  14. 趣味がない人は「趣味を作ること」を楽しもう。
    趣味がある人は「新しい趣味を作ること」を楽しもう。
  15. 「趣味一覧」「趣味ランキング」を参考にしよう。
  16. 新しい趣味を「普通に」始めてはいけない。
  17. 友人におすすめの趣味を聞いてみると、面白い発見があるかもしれない。
  18. 「好きな人の趣味」という理由で、同じ趣味を始めてみるのもあり。
  19. 今の趣味に関係していることなら、新しい趣味を始めやすい。
  20. 趣味かどうか決めるのは、自分。
    人から趣味を否定されても、気にしなくていい。
  21. 「あの人は趣味をする暇があっていいな」と思ったときに気づいてほしいこと。
  22. 趣味でギャンブルを楽しむなら、使える金額を決めておくこと。
  23. いつの間にかやらなくなった趣味はありませんか。
  24. 無趣味の人は、実は趣味を持っている。
    自分では気づいていないだけ。
  25. 興味があるとはいえ、法に触れることだけは、慎まなければならない。
  26. 興味が移り変わることもある。
    新しい趣味に興味を持ったら、どんどんチャレンジするのが正解。
  27. 就活対策で始める趣味もあっていい。
  28. なぜあの人は、多趣味なのか。
  29. なかなか趣味が見つからないのは、本気になっていないからだ。

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