執筆者:水口貴博

人付き合いがうまくなる30のマナー

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運転手の暴言が、乗っている人まで気分を悪くさせてしまう。

運転手の暴言が、乗っている人まで気分を悪くさせてしまう。 | 人付き合いがうまくなる30のマナー

車の運転をしていると、ときどき困った運転マナーの対向車に出くわすことがあります。

急停車したり、ウインカーを出さずに曲がったりするなど、運転マナーの悪い人がいます。

それは運転に不慣れな人かもしれませんし、ただ急いでいただけかもしれません。

そのときに「気をつけてよ!」と、1人言を言ってしまうのは、言うのはわかります。

暴言ではありません。

誰でも、そう思います。

しかし、感情に任せて暴言を大声で吐く人がいます。

たとえば「ばかやろう!」です。

「ばかやろう」は、少し言いすぎではないでしょうか。

その一言で、自分のイメージを下げてしまいます。

私の友人で、おとなしい人がいました。

いつもはおとなしい人なのに、運転すると、急に変わるのです。

本当に驚きました。

「いつもはおとなしい人だけど、実は我慢していただけなんだな。これが彼の本性なのかな」と思いました。

今まで彼に抱いていた印象が変わります。

「おとなしい人」から「不満を我慢している人」と思えるようになってしまったのです。

車の運転で、その人の本性を垣間見ることができます。

たしかに車内で暴言を吐いても、相手には聞こえないでしょう。

しかし、その暴言が、同席者の気分を悪くしてしまいます。

対向車には聞こえなくても、同席者に聞こえます。

私も運転手の暴言で、何度一緒に気分を悪くしたかわかりません。

運転手は、気持ちよく運転したいものです。

つい本音が出やすい瞬間だからこそ、注意したい瞬間です。

人付き合いがうまくなるマナー(20)
  • 運転で、暴言を吐くのはやめる。
コミュニケーションの基本は、キャッチボール。
一方的な会話はやめよう。

人付き合いがうまくなる30のマナー

  1. マナーを学ぶためには、手本を見つけることが大切。
  2. 身の回りの人から、マナーのいい面だけを取捨選択すればいい。
  3. マナーには、共通点がある。
  4. 友人を無理やり誘わない。
    友人がやりたくないときは、そっとしてあげよう。
  5. 話しかけるタイミングに、センスが表れる。
    ずうずうしく会話に割り込まない。
  6. 「アケオメ、コトヨロ」で友人はがっかりする。
    言葉を省略すると、気持ちまで省略される。
  7. メールは、長く打ちすぎると、かえって長続きしなくなる。
  8. 名刺を渡すときにフルネームを声に出すと、名前を覚えてもらえる。
  9. 「本物の敬語」は難しい。
    「丁寧語」を話せるだけでいい。
  10. キャッチが入り、途中で電話を切ったら、面倒でも折り返し電話する。
  11. プレゼントのヒントは、雑談にある。
  12. 言葉より、態度のほうが、気持ちが伝わる。
  13. 目、顔、体を向ける人は、好印象を持たれる。
  14. 舌打ちが、他人の気分を悪くさせてしまう。
  15. お金を貸すときは、あげてしまうと楽になる。
    できなければ貸さないこと。
  16. メモを取りながら話を聞くと、相手の姿勢が変わる。
  17. 約束を破る人は、信用できない人。
    お酒の場では、約束しない。
  18. 予定変更のマナーは、前倒しにすること。
  19. 「~なんだけど」で終わる会話より「~です」で終わる会話が気持ちいい。
  20. 運転手の暴言が、乗っている人まで気分を悪くさせてしまう。
  21. コミュニケーションの基本は、キャッチボール。
    一方的な会話はやめよう。
  22. ねぎらいの言葉は「ご苦労さま」ではなく「お疲れさま」のほうがいい。
  23. 知らない人がいるときは、雰囲気が固くなる。
    紹介すると、雰囲気が柔らかくなる。
  24. 香水は、強すぎないことが大切。
  25. 夜中に電話をするときは「夜分に恐れ入ります」から始める。
  26. 「ごめんなさい」が言えることは、人付き合いの基本マナー。
  27. 言い訳をして、いいわけがない。
  28. 返事ができる人はモテる。
    返事上手は、付き合い上手。
  29. 報告・連絡・相談をまめにする人が、信用される。
  30. 信用は、人付き合いの大切なマナー。

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