日常生活を送っていると「やめてもらいたいな」という癖に、出くわすことがあります。
癖は、その人の個性が含まれることもありますが、場合によっては周りに不快な迷惑をかけているものがあります。
特に「やめてもらいたいな」と思う口癖は、舌打ちです。
ある日のことです。
舌打ちが癖になっているタクシーの運転手に出会ったことがあります。
私は用事があって、タクシーを利用しました。
タクシーに乗って行き先を伝えて、しばらくしてからのことでした。
運転の最中、突然、舌打ちが聞こえてくるのです。
その瞬間「何か気に障ることをしたのかな」と、不安になります。
私はタクシーの中でゆっくりしたいのですが、舌打ちをされると、リラックスできなくなります。
運転手さんは信号待ちや渋滞などにいらいらして、舌打ちをしているようです。
一度のみならず、何度も繰り返されると、気になって仕方ありません。
タクシーを降りるときに、お金を渡します。
そのときも、舌打ちをされました。
大きなお金を出したため、お金を崩しておつりを出すのが面倒なのだろうと思います。
降り際でも舌打ちをされると、目的地に到着してから、気持ちが落ち込んでしまいます。
特に悪いことはしていなくても、叱られたような気分になるのです。
タクシーの運転手に限ったことではありません。
そういう癖を持っている人は、身の回りにいませんか。
自分にも、そうした心当たりはありませんか。
癖とは、本人でさえも気づいてない場合がほとんどです。
しない人は1回もしないのですが、する人は生活のいろいろな場面で舌打ちしています。
無意識にしている癖であるだけに、気をつけたいものです。
本人は何でもない癖だと思っているかもしれませんが、舌打ちを聞いた側は、不快になります。
いつの間にか相手に不快感を与え、いつの間にか相手に嫌われていることもあるのです。