執筆者:水口貴博

人付き合いがうまくなる30のマナー

14

舌打ちが、他人の気分を悪くさせてしまう。

舌打ちが、他人の気分を悪くさせてしまう。 | 人付き合いがうまくなる30のマナー

日常生活を送っていると「やめてもらいたいな」という癖に、出くわすことがあります。

癖は、その人の個性が含まれることもありますが、場合によっては周りに不快な迷惑をかけているものがあります。

特に「やめてもらいたいな」と思う口癖は、舌打ちです。

ある日のことです。

舌打ちが癖になっているタクシーの運転手に出会ったことがあります。

私は用事があって、タクシーを利用しました。

タクシーに乗って行き先を伝えて、しばらくしてからのことでした。

運転の最中、突然、舌打ちが聞こえてくるのです。

その瞬間「何か気に障ることをしたのかな」と、不安になります。

私はタクシーの中でゆっくりしたいのですが、舌打ちをされると、リラックスできなくなります。

運転手さんは信号待ちや渋滞などにいらいらして、舌打ちをしているようです。

一度のみならず、何度も繰り返されると、気になって仕方ありません。

タクシーを降りるときに、お金を渡します。

そのときも、舌打ちをされました。

大きなお金を出したため、お金を崩しておつりを出すのが面倒なのだろうと思います。

降り際でも舌打ちをされると、目的地に到着してから、気持ちが落ち込んでしまいます。

特に悪いことはしていなくても、叱られたような気分になるのです。

タクシーの運転手に限ったことではありません。

そういう癖を持っている人は、身の回りにいませんか。

自分にも、そうした心当たりはありませんか。

癖とは、本人でさえも気づいてない場合がほとんどです。

しない人は1回もしないのですが、する人は生活のいろいろな場面で舌打ちしています。

無意識にしている癖であるだけに、気をつけたいものです。

本人は何でもない癖だと思っているかもしれませんが、舌打ちを聞いた側は、不快になります。

いつの間にか相手に不快感を与え、いつの間にか相手に嫌われていることもあるのです。

人付き合いがうまくなるマナー(14)
  • むっとしたときに、舌打ちをしないようにする。
お金を貸すときは、あげてしまうと楽になる。
できなければ貸さないこと。

人付き合いがうまくなる30のマナー

  1. マナーを学ぶためには、手本を見つけることが大切。
  2. 身の回りの人から、マナーのいい面だけを取捨選択すればいい。
  3. マナーには、共通点がある。
  4. 友人を無理やり誘わない。
    友人がやりたくないときは、そっとしてあげよう。
  5. 話しかけるタイミングに、センスが表れる。
    ずうずうしく会話に割り込まない。
  6. 「アケオメ、コトヨロ」で友人はがっかりする。
    言葉を省略すると、気持ちまで省略される。
  7. メールは、長く打ちすぎると、かえって長続きしなくなる。
  8. 名刺を渡すときにフルネームを声に出すと、名前を覚えてもらえる。
  9. 「本物の敬語」は難しい。
    「丁寧語」を話せるだけでいい。
  10. キャッチが入り、途中で電話を切ったら、面倒でも折り返し電話する。
  11. プレゼントのヒントは、雑談にある。
  12. 言葉より、態度のほうが、気持ちが伝わる。
  13. 目、顔、体を向ける人は、好印象を持たれる。
  14. 舌打ちが、他人の気分を悪くさせてしまう。
  15. お金を貸すときは、あげてしまうと楽になる。
    できなければ貸さないこと。
  16. メモを取りながら話を聞くと、相手の姿勢が変わる。
  17. 約束を破る人は、信用できない人。
    お酒の場では、約束しない。
  18. 予定変更のマナーは、前倒しにすること。
  19. 「~なんだけど」で終わる会話より「~です」で終わる会話が気持ちいい。
  20. 運転手の暴言が、乗っている人まで気分を悪くさせてしまう。
  21. コミュニケーションの基本は、キャッチボール。
    一方的な会話はやめよう。
  22. ねぎらいの言葉は「ご苦労さま」ではなく「お疲れさま」のほうがいい。
  23. 知らない人がいるときは、雰囲気が固くなる。
    紹介すると、雰囲気が柔らかくなる。
  24. 香水は、強すぎないことが大切。
  25. 夜中に電話をするときは「夜分に恐れ入ります」から始める。
  26. 「ごめんなさい」が言えることは、人付き合いの基本マナー。
  27. 言い訳をして、いいわけがない。
  28. 返事ができる人はモテる。
    返事上手は、付き合い上手。
  29. 報告・連絡・相談をまめにする人が、信用される。
  30. 信用は、人付き合いの大切なマナー。

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