執筆者:水口貴博

人付き合いがうまくなる30のマナー

10

キャッチが入り、途中で電話を切ったら、面倒でも折り返し電話する。

キャッチが入り、途中で電話を切ったら、面倒でも折り返し電話する。 | 人付き合いがうまくなる30のマナー

電話で友人をなくしてしまう人がいます。

電話で話しているときにキャッチが入り、途中で友人との会話をやめなければならないときがあります。

そのときに友人は「キャッチが入った。また後からかけるね」と言います。

実はこれ、結構困るのです。

かかってこないときのほうが多いのです。

かかってくるとしても、いつかかってくるのかわかりません。

何だか緊張してしまいます。

トイレやお風呂にも入りにくくなります。

そのときに、折り返し電話がかかってきても出られないからです。

トイレやお風呂を我慢して待っています。

それでも、かかってこないときがあるのです。

これは迷惑です。

なぜこんなことが起こってしまうのか、逆の立場になったときにわかりました。

私にキャッチが入って、途中で友人との会話をやめて、キャッチを入れた人と会話をします。

キャッチを入れた人との話が終わると、すでに疲れているのです。

キャッチのときでも、1時間話すときもあります。

会話が終わって、もう一度途中で切ってしまった友人のところに電話するのはちょっと疲れる感じがして、面倒なのです。

つい「また今度でいいか」と思います。

しかし、電話しましょう。

やはりちょっと面倒だなと思うときもあるでしょうが、それでも一言だけでよいので電話をしましょう。

後から電話をするのが面倒だとわかっているなら、キャッチで切るときに「また今度かけるね」と言ったほうがすっきりします。

「後から」と「今度」は、意味が変わってきます。

「今度かけるね」というと、友人も「今日はこれで終わりだな」とわかります。

それで私もキャッチの人と、気兼ねなく話ができるのです。

キャッチが入ったときは、相手に迷惑をかけないようにしましょう。

一言でいいですから、折り返し電話をすることが大切なのです。

人付き合いがうまくなるマナー(10)
  • キャッチが入っても、折り返し電話する。
プレゼントのヒントは、雑談にある。

人付き合いがうまくなる30のマナー

  1. マナーを学ぶためには、手本を見つけることが大切。
  2. 身の回りの人から、マナーのいい面だけを取捨選択すればいい。
  3. マナーには、共通点がある。
  4. 友人を無理やり誘わない。
    友人がやりたくないときは、そっとしてあげよう。
  5. 話しかけるタイミングに、センスが表れる。
    ずうずうしく会話に割り込まない。
  6. 「アケオメ、コトヨロ」で友人はがっかりする。
    言葉を省略すると、気持ちまで省略される。
  7. メールは、長く打ちすぎると、かえって長続きしなくなる。
  8. 名刺を渡すときにフルネームを声に出すと、名前を覚えてもらえる。
  9. 「本物の敬語」は難しい。
    「丁寧語」を話せるだけでいい。
  10. キャッチが入り、途中で電話を切ったら、面倒でも折り返し電話する。
  11. プレゼントのヒントは、雑談にある。
  12. 言葉より、態度のほうが、気持ちが伝わる。
  13. 目、顔、体を向ける人は、好印象を持たれる。
  14. 舌打ちが、他人の気分を悪くさせてしまう。
  15. お金を貸すときは、あげてしまうと楽になる。
    できなければ貸さないこと。
  16. メモを取りながら話を聞くと、相手の姿勢が変わる。
  17. 約束を破る人は、信用できない人。
    お酒の場では、約束しない。
  18. 予定変更のマナーは、前倒しにすること。
  19. 「~なんだけど」で終わる会話より「~です」で終わる会話が気持ちいい。
  20. 運転手の暴言が、乗っている人まで気分を悪くさせてしまう。
  21. コミュニケーションの基本は、キャッチボール。
    一方的な会話はやめよう。
  22. ねぎらいの言葉は「ご苦労さま」ではなく「お疲れさま」のほうがいい。
  23. 知らない人がいるときは、雰囲気が固くなる。
    紹介すると、雰囲気が柔らかくなる。
  24. 香水は、強すぎないことが大切。
  25. 夜中に電話をするときは「夜分に恐れ入ります」から始める。
  26. 「ごめんなさい」が言えることは、人付き合いの基本マナー。
  27. 言い訳をして、いいわけがない。
  28. 返事ができる人はモテる。
    返事上手は、付き合い上手。
  29. 報告・連絡・相談をまめにする人が、信用される。
  30. 信用は、人付き合いの大切なマナー。

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