人間関係の中で、時にはだらだらしてしまうことがあります。
だらだらすることは、気持ちよくありません。
だらだらリラックスは、見かけは同じかもしれませんが感覚的には違います。
人間関係は、だらだらすることではなく、リラックスした関係を目指すことです。
相手がだらだらし始めてきたら、ピシッとするための面白い方法があります。
メモをしながら、話を聞くのです。
メモをしながら聞くと、相手は燃えます。
メモをしながら聞くと、自分も燃えます。
メモされると、だらだらすることができなくなるからです。
私はメモを取りながら話を聞かせてもらうときがあります。
相手からいろいろ学びたい気持ちがあり、ついメモをしてしまいます。
話をしていると学ぶべきところがたくさん出てくるので次々とメモします。
かなり勢いをつけて走り書きします。
このようにすると相手もかなり真剣な顔つきになります。
どこかでカメラが回っているのではないかと思うくらいに話しぶりが変わるのです。
姿勢まで変わってきます。
メモをしていると、いろいろな効果が生まれてきます。
単に相手の話を聞き流しているわけではないため、集中できます。
見えない言葉を見える文字に置き換えることで、頭の整理もできます。
何が話の要点なのかが、つかめるようになるのです。
こうなれば単なるメモではなくなります。
学問です。
ある質問が浮かびます。
聞きます。
納得します。
また新しい質問が浮かびます。
また聞きます。
納得する、さらにまた聞くことの繰り返しになります。
これで、実のある話ができるようになります。
たくさん話を聞かせてもらったら、最後に「話を聞かせてくれてありがとう」という感謝を忘れないようにしましょう。
これで話をきれいに終えることができ、相手も自分もすっきりした気分になれます。
だらだらしそうになったときに、このメモを取りながら話をすることは思った以上の効果があることに驚きます。
自分がだらだらしそうになっても、効果があります。
メモによって、怠けがピシッとします。
メモによって、雑談が学問にも変わるのです。