執筆者:水口貴博

人付き合いがうまくなる30のマナー

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「アケオメ、コトヨロ」で友人はがっかりする。言葉を省略すると、気持ちまで省略される。

「アケオメ、コトヨロ」で友人はがっかりする。言葉を省略すると、気持ちまで省略される。 | 人付き合いがうまくなる30のマナー

私はお正月に、友人から「アケオメ、コトヨロ」と言われました。

一瞬、何の意味なのかわかりませんでした。

しかし、すぐ「あけましておめでとう。今年もよろしくお願いします」の略語であることに気づきました。

短縮されて、言いやすく、楽な言葉です。

しかし、私はちょっとがっかりしました。

言葉を省略しているだけでなく、気持ちまで省略しているような感じがしたからです。

適当な挨拶をされたことで、適当にしか考えていないことが垣間見えたのです。

大切な人に、大切な言葉を言うときに、省略した言葉では相手に対して失礼です。

友人に物を借りるときに「ちょっと貸して」を略して「ちょっ貸し」は失礼です。

友人のお誕生日を祝うときに「お誕生日おめでとう」を略して「おたおめ」なんて、全然嬉しくありません。

告白するときに「ずっと前から好きでした。付き合ってください」を略して「ずっ好き」なんて言う人は、振られます。

告白するとき、気持ちの省略はよくありません。

大切なイベントのときには、最初から最後まではっきり言い切ってしまうことが大切です。

言葉と気持ちは一体です。

言葉を省略することは、気持ちまで省略することになります。

人付き合い上手な人は、気持ちをきちんと伝えることができる人です。

気持ちを伝える正しい方法はたくさんあります。

どう伝えるかは、人それぞれです。

気持ちの伝え方に説明書までは必要ありませんが、せめて略さずにきちんと言えることが大切なのです。

人付き合いがうまくなるマナー(6)
  • 大切な言葉ほど、省略しないようにする。
メールは、長く打ちすぎると、かえって長続きしなくなる。

人付き合いがうまくなる30のマナー

  1. マナーを学ぶためには、手本を見つけることが大切。
  2. 身の回りの人から、マナーのいい面だけを取捨選択すればいい。
  3. マナーには、共通点がある。
  4. 友人を無理やり誘わない。
    友人がやりたくないときは、そっとしてあげよう。
  5. 話しかけるタイミングに、センスが表れる。
    ずうずうしく会話に割り込まない。
  6. 「アケオメ、コトヨロ」で友人はがっかりする。
    言葉を省略すると、気持ちまで省略される。
  7. メールは、長く打ちすぎると、かえって長続きしなくなる。
  8. 名刺を渡すときにフルネームを声に出すと、名前を覚えてもらえる。
  9. 「本物の敬語」は難しい。
    「丁寧語」を話せるだけでいい。
  10. キャッチが入り、途中で電話を切ったら、面倒でも折り返し電話する。
  11. プレゼントのヒントは、雑談にある。
  12. 言葉より、態度のほうが、気持ちが伝わる。
  13. 目、顔、体を向ける人は、好印象を持たれる。
  14. 舌打ちが、他人の気分を悪くさせてしまう。
  15. お金を貸すときは、あげてしまうと楽になる。
    できなければ貸さないこと。
  16. メモを取りながら話を聞くと、相手の姿勢が変わる。
  17. 約束を破る人は、信用できない人。
    お酒の場では、約束しない。
  18. 予定変更のマナーは、前倒しにすること。
  19. 「~なんだけど」で終わる会話より「~です」で終わる会話が気持ちいい。
  20. 運転手の暴言が、乗っている人まで気分を悪くさせてしまう。
  21. コミュニケーションの基本は、キャッチボール。
    一方的な会話はやめよう。
  22. ねぎらいの言葉は「ご苦労さま」ではなく「お疲れさま」のほうがいい。
  23. 知らない人がいるときは、雰囲気が固くなる。
    紹介すると、雰囲気が柔らかくなる。
  24. 香水は、強すぎないことが大切。
  25. 夜中に電話をするときは「夜分に恐れ入ります」から始める。
  26. 「ごめんなさい」が言えることは、人付き合いの基本マナー。
  27. 言い訳をして、いいわけがない。
  28. 返事ができる人はモテる。
    返事上手は、付き合い上手。
  29. 報告・連絡・相談をまめにする人が、信用される。
  30. 信用は、人付き合いの大切なマナー。

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