執筆者:水口貴博

人付き合いがうまくなる30のマナー

15

お金を貸すときは、あげてしまうと楽になる。できなければ貸さないこと。

お金を貸すときは、あげてしまうと楽になる。できなければ貸さないこと。 | 人付き合いがうまくなる30のマナー

お金のトラブルは、人間関係ではつきものです。

友人から「ちょっとお金を貸して」と言われると、断りにくいものです。

親しい友人から言われると、さらに断りにくいです。

お金の貸し借りには、注意を払う必要があります。

お金のトラブルは、人間関係の亀裂につながる場合があるからです。

裁判で最も多いトラブルでは、金銭によるトラブルが圧倒していると言います。

小さな金額でも、大きなトラブルになることがあるそうです。

貸す立場になると、心の中でいつも「いつ、返してくれるんだろうか」と気にしなければなりません。

精神的なストレスになります。

借りた人は気にしないかもしれませんが、貸すほうは思ったより気にするものです。

実はこのお金の貸し借りは、小さな心がけでうまくいくようになります。

お金を貸すときには、そのお金をあげてしまうことにすればいいのです。

あげてしまえば、気が楽です。

私がお金を貸すときには、いっそのことあげてしまうことにしています。

「貸すことはできないけど、あげることならできるよ」と言えば、相手は驚いた表情を見せ、小さな金額で引き下がってくれます。

逆に、あげられない金額であるなら、貸しません。

私の場合はいつも「自分もお金ないんだ。貸して」と、言い返すようにしています。

借りたいところなのに、逆に「貸して」と言われれば、さすがに相手も引き下がります。

人間関係を大切にするために、お金を貸すくらいなら、あげてしまうことです。

あげられない金額なら、嘘をついてでも断る勇気が必要です。

人付き合いがうまくなるマナー(15)
  • どうしてもお金を貸さなければならないときは、いっそのことあげてしまう。
メモを取りながら話を聞くと、相手の姿勢が変わる。

人付き合いがうまくなる30のマナー

  1. マナーを学ぶためには、手本を見つけることが大切。
  2. 身の回りの人から、マナーのいい面だけを取捨選択すればいい。
  3. マナーには、共通点がある。
  4. 友人を無理やり誘わない。
    友人がやりたくないときは、そっとしてあげよう。
  5. 話しかけるタイミングに、センスが表れる。
    ずうずうしく会話に割り込まない。
  6. 「アケオメ、コトヨロ」で友人はがっかりする。
    言葉を省略すると、気持ちまで省略される。
  7. メールは、長く打ちすぎると、かえって長続きしなくなる。
  8. 名刺を渡すときにフルネームを声に出すと、名前を覚えてもらえる。
  9. 「本物の敬語」は難しい。
    「丁寧語」を話せるだけでいい。
  10. キャッチが入り、途中で電話を切ったら、面倒でも折り返し電話する。
  11. プレゼントのヒントは、雑談にある。
  12. 言葉より、態度のほうが、気持ちが伝わる。
  13. 目、顔、体を向ける人は、好印象を持たれる。
  14. 舌打ちが、他人の気分を悪くさせてしまう。
  15. お金を貸すときは、あげてしまうと楽になる。
    できなければ貸さないこと。
  16. メモを取りながら話を聞くと、相手の姿勢が変わる。
  17. 約束を破る人は、信用できない人。
    お酒の場では、約束しない。
  18. 予定変更のマナーは、前倒しにすること。
  19. 「~なんだけど」で終わる会話より「~です」で終わる会話が気持ちいい。
  20. 運転手の暴言が、乗っている人まで気分を悪くさせてしまう。
  21. コミュニケーションの基本は、キャッチボール。
    一方的な会話はやめよう。
  22. ねぎらいの言葉は「ご苦労さま」ではなく「お疲れさま」のほうがいい。
  23. 知らない人がいるときは、雰囲気が固くなる。
    紹介すると、雰囲気が柔らかくなる。
  24. 香水は、強すぎないことが大切。
  25. 夜中に電話をするときは「夜分に恐れ入ります」から始める。
  26. 「ごめんなさい」が言えることは、人付き合いの基本マナー。
  27. 言い訳をして、いいわけがない。
  28. 返事ができる人はモテる。
    返事上手は、付き合い上手。
  29. 報告・連絡・相談をまめにする人が、信用される。
  30. 信用は、人付き合いの大切なマナー。

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