好きな人と一緒にいるとき、何でもない時間があります。
楽しい話をするわけではない。
笑ったりどきどきしたりするわけでもない。
悲しいことやつらいことがあるわけでもない。
時には会話すらせず、一緒にいるだけの時間もあるでしょう。
無駄に時間が過ぎているように思えますが、違います。
何でもない時間があるのは、実は素晴らしいことです。
「一緒にいるときは、相手を楽しませないといけない」
楽しくしなければいけないプレッシャーがあるのは、しんどいです。
気を使わなければいけなかったり、無理に自分を演じる必要があったりなど、疲れます。
ただ一緒にいるだけの時間を過ごせるのは、よほど気を許した人でなければできません。
無理に自分を演じる必要がなく、自然体で接することができています。
何でもない時間があるのは、余計なプレッシャーがなく、お互いにリラックスした自然の状態で付き合えている証拠。
だから、素晴らしいのです。
楽しいことがないと、楽しめない人間にならないことです。
好きな人と一緒にいるときの、何でもない時間を楽しみましょう。
身を寄せ合うのもよし。
リラックスするのもよし。
静かな沈黙を楽しむのもよし。
特別なことがなくても、好きな人と共に時間を共有できるのは、幸せなことです。