就職するときに気になるのが、就職内定率です。
就職内定率とは、就職に至った割合を表す数値です。
景気がいいときは、企業も新規雇用を積極的に行うため、就職内定率もよくなります。
逆に、景気が悪いときは、企業は新規雇用に消極的になるため、就職内定率も悪くなります。
就職活動の時期になると、テレビや新聞で「大卒の就職内定率が上がった、下がった」というニュースを見聞きします。
こうしたニュースを見るたびに、一喜一憂させられる人も多いでしょう。
しかし、就職内定率を気にしても仕方ありません。
就職内定率がよければ、就職も楽とは限りません。
企業によっては、経営が難航して、新規雇用に消極的な企業もあるでしょう。
逆に就職内定率が悪ければ、就職できないというわけでもありません。
企業によっては、経営が順調であり、新規雇用に積極的な企業もあるでしょう。
業界や企業によって、採用に対する事情はさまざまです。
就職内定率を気にして、一喜一憂するのも疲れます。
就職の現実を表した数字であるのは事実ですが、気にしても仕方ないのです。
結局のところ、自分にできることはただ1つ。
就職活動に全力を尽くすのみです。
就職内定率にかかわらず、やるべきことは何も変わりません。
就職内定率を気にするより、自分の就職活動に専念して、ベストを尽くすことが大切です。
就職内定率を忘れるくらい就職活動に専念すれば、きっといい結果をもたらすはずです。