執筆者:水口貴博

就職活動前に準備しておきたい30のこと

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親に就職先を命令されたときの対応方法。

親に就職先を命令されたときの対応方法。 | 就職活動前に準備しておきたい30のこと

職業を決めるとき、親から理不尽なことを言われることがあります。

たとえば「公務員になってほしい」と、仕事の希望を命令してくることです。

親は子どものためを思い、安定した職業を勧めることがよくあります。

もし実家が自営業を営んでいれば「家の跡を継いでほしい」と言われることもあるでしょう。

家業という確実な就職先があれば、親も注意や監督が行き届くため、安心です。

もちろん親の希望が、自分の希望と一致していればいいのです。

迷わずその道に進めば、親も子も、万歳です。

しかし往々にして、親と子どもの希望は一致しません。

「親が希望する道には進みたくない」と思うほうが多いでしょう。

いくら親の希望であるとはいえ、あくまで親の希望です。

たしかに親に育てられた恩はありますが、従わなければいけない義務はないのです。

自分の人生は、自分で決めるものです。

自分の生き方を自分で決めるから、自分らしい人生が歩めます。

大切なことは、きちんと自分の進路を定めることです。

「特にやりたいことがない」「先のことは考えていない」という曖昧な考えは、一番よくありません。

話を濁していると、親は余計に心配して、もっとうるさく言うでしょう。

きちんと自分の希望する将来を定め、堂々と言えるようになりましょう。

就きたい仕事を具体的に決め、生き方も具体的に決めるのです。

自分の意見が決まれば、きちんと親に伝えましょう。

親を説得するのも、社会人になる第一歩です。

強く訴えることがポイントです。

親も鬼ではありません。

希望が強く、信念が固ければ、親を説得できるでしょう。

親は「そこまで言うなら仕方ない」と思い、子どもの将来を理解して、応援してくれるはずです。

就職活動前に準備しておきたいこと(16)
  • 自分の進路を具体的に決め、しっかりと伝える。
自分の人生は、自分のもの。

就職活動前に準備しておきたい30のこと

  1. 「働きたい」と思ったときから、就職活動は始まる。
  2. 「就職は難しい」と決めてかかる人の就職は、本当に難しくなる。
  3. 社会に出て、楽しげに働いている自分を想像する。
  4. 一般的な就職活動の流れ。
  5. 就職を有利にする、3つの準備。
  6. 就職活動に必要な金額は、およそ25万円。
  7. 借りられる物は、借りて済ませる。
  8. 早くて有利になることはあっても、遅くて有利になることはない。
  9. 「何だろう」に挑戦することが、就職活動の準備になる。
  10. 見栄・体裁・世間体で仕事を選ぶと、就職してから苦労するだろう。
  11. 就職活動の鍵を握るのは、スケジュール管理。
  12. 就職活動の余裕を底上げするのは、体力。
  13. 就職活動は、マラソンと同じ。
    最初に飛ばしすぎると、息切れする。
  14. 就職活動は、1つだけ頑張っても意味がない。
  15. 就職内定率を気にしても、仕方ない。
  16. 親に就職先を命令されたときの対応方法。
  17. 自分の人生は、自分のもの。
  18. 仕事の意味は、後から見つけても、遅くはない。
  19. 就職前に、資格をたくさん取っておくほうがいいのか。
  20. 就職活動に有利なのは、どこの新聞なのか。
  21. 「社会人になれるかな」と考える必要はない。
    社会人になるしかないから。
  22. 即戦力は、あって邪魔にならない。
  23. 正社員のイメージが湧きにくいときは、インターンシップ。
  24. OB・OG訪問は、早い時期から始めることも可能。
  25. 経営者の成功物語を読んで、仕事への意欲を高める。
  26. 評価を狙ったボランティア活動では、ボランティア精神が養われない。
  27. 大手から順に志願すると、就職活動が難航する。
  28. 転職や独立が前提でも、就職活動を手抜きしない。
  29. 必要性を感じないことなら、無理にする必要はない。
  30. 明るい未来を考えると、勇気が出る。
    暗い未来を考えると、勇気が出ない。

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