就職活動の多くは、時期が決まっているものが大半です。
企業説明会や面接などは明確な時期があります。
自分の都合で、日程をずらしにくい特徴があります。
その一方で、いつでも始められる就職活動もあります。
「自己分析」「業界研究」「筆記試験対策」です。
この3つは、自由なタイミングで始めることができます。
早くできるなら、早いほうがいい。
大げさに言えば、大学入学と同時に始めることも可能です。
少しでも有利に進めるために、余裕があれば、できるだけ早めに始めましょう。
自分の特徴を把握するのに、早すぎることはありません。
自分はどんな性格で、どんな能力があるのか。
個性・適性・目標などを、自分を分析する作業は、いつでも始められます。
また早く始めたほうが、勉強の方向性も定まるため、就職活動も有利になります。
自分の特徴がわかれば、学業や私生活に生かせる場面もあるでしょう。
「人生の進む方向を決める作業」と言っても言いすぎではありません。
自己分析は、できるだけ早めに実施して、自分の研究をしておきましょう。
業界研究も、いつでも始めることができます。
業界研究とは、さまざまな業界や業種について、詳しく調べることを言います。
これから伸びていく業界もあれば、衰退していく業界もあります。
業界とはいえ、実は抽象的にしか把握していない場合が大半であり、やはり具体的に知りたい部分もあるでしょう。
業界の特徴を早めに把握しておけば、本格的に就職活動を始めるときもスムーズになるでしょう。
筆記試験対策も、いつでも始めることができます。
企業によっては、面接前に筆記試験が設けられている場合があります。
一般常識や時事などが基本ですが、企業によっては、業界に特化した試験が出題されることもあります。
一般常識は生きていくうえで役立ちますから、早く学ぶほうがベターです。