残念な結果を受け止められず、誰かのせいにしたくなるかもしれません。
誰かのせいにすれば「自分は悪くない」と思え、わずかな安心感が得られます。
不採用の苦しみを、少しだけ和らげることができます。
しかし、不採用の結果を、誰かのせいにするのはよくありません。
他人のせいにした瞬間、運が逃げていくでしょう。
「親のせいだ」と言えば、親はたまったものではありません。
親は、理不尽な言いがかりに腹を立て、協力してくれなくなるでしょう。
「友人のせいだ」と言えば、友人も迷惑です。
友人は、身に覚えのない発言に腹を立て、応援してくれなくなるでしょう。
誰かのせいにした瞬間、自分は反省しなくなります。
協力がなくなり、反省もできず、いいことがないのです。
不採用に落ち込んだり焦ったりしているかもしれませんが、わずかな発言が、今後の成り行きを左右します。
誰のせいでもありません。
不採用は、全力を尽くして面接した結果にすぎません。
誰かのせいにしたくても、ぐっとこらえる忍耐力が必要です。