中学校や高校の修学旅行では、みんな、同じ場所へ旅行をするにもかかわらず、みんな感じたことはばらばらです。
修学旅行が終わった後のみんなが書く感想文には、どれ1つとして同じ文章はありません。
同じ場所へ行ったはずなのに、みんながそれぞれの感じ方をしています。
10人いれば、10とおりの感じ方があるということです。
それと同じように、たった1つの出来事でも、経験した人数分に感じ方があります。
同じ1つの出来事にしても、1つの感じ方ということはありません。
1つの出来事は、いろいろな角度から表現することができるのです。
同じことを100とおりにも1,000とおりにも言い換えることができてしまいます。
会話力のある人は、同じ出来事でも、何とおりにも言い換えることができる人のことです。
1つの出来事でも、いろいろな視点から見ることができているため、さまざまな会話を繰り広げることができるのです。
1つしかねネタがなくても、話し方は無限にあります。
あなたの会話力アップのために、1つのネタでも、できるだけいろいろな角度から感じた話し方をするように練習しましょう。
同じ話でも、違う人の話であるかのように違った視点からの話をすれば、ネタは1つでも、話し続けることができるのです。