執筆者:水口貴博

人気者になる30の方法

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最近の話が、一番面白い。

最近の話が、一番面白い。 | 人気者になる30の方法

私はこの性格上、よく人から愚痴を聞いてほしいという電話がかかってくることがあります。

昨日も電話がかかってきました。

愚痴の電話です。

会社の上司とうまくそりが合わず大変、といった内容の愚痴です。

話を聞いてもらいたいらしくわざわざ電話をかけてくるのです。

愚痴を聞くのは、私としてはとてもよい勉強になります。

何しろ相手にとってみれば、つい今しがた経験したばかりのことですから、すごく具体的に話をしてくれるのです。

愚痴を、生々しく語ってくれます。

相手が経験したことですが、私が経験したかと思うくらいに熱が伝わってきます。

聞いている私も、頭の中でとても想像しやすくなるのです。

愚痴は、少し残念ではありますが、話の内容があまりに具体的ですから、釘付けになって話を聞いてしまっています。

私は、その上司と会ったことはないですが、具体的に話をしてくれるおかげで、どういう人なのか想像できるのです。

面白い話をするときには「最近の出来事が、一番面白い」という法則があります。

先ほどあげた例のように、つい今しがた経験した出来事なら、記憶もはっきり残っているおかげで、話に具体性があります。

なにより、気持ちまでが残っています。

最近の出来事は、その場を再現してしまうかのように、話をしてしまうのです。

具体的な話こそ、人を引き付ける魅力があります。

これが面白い話をするコツです。

何も、はるか遠い昔の思い出を語ろうというわけではありません。

最近にあった出来事を話せばいいだけです。

最近の話が、気持ちも記憶も残っていて、一番面白くなってしまうのです。

人気者になる方法(7)
  • 最近の話をする。
会話力のある人は、同じことを何とおりにも言い換えることができる。

人気者になる30の方法

  1. 周りを楽しませる「人気者」になろう。
  2. 人を楽しませることを、自分の喜びにする。
  3. 人気者になるポイントは、自分から進んで話しかけていくこと。
  4. 人気者は、話をする前に、話を聞く。
  5. 「聞かせたい話」より「聞きたくなる話」をしよう。
  6. 感動できる話をするためには、まず自分が感動体験をする。
  7. 最近の話が、一番面白い。
  8. 会話力のある人は、同じことを何とおりにも言い換えることができる。
  9. 話に話をくっつけると、どんどん話を続けることができる。
  10. 楽しそうに話をするだけで、楽しい話に変えることができる。
  11. 人気者は「情報」というプレゼントをする。
  12. 人気者が元気なわけは、集まった人から「気」をもらっているから。
  13. 笑顔を振りまく人が、人気者になれる。
  14. 人気者は、自分だけ楽しもうとしない。
    みんなで楽しむようにする。
  15. トラブルを、人のせいにするのではなく、自分の過ちと考える。
  16. 悪いと思ったことは、すぐ謝ろう。
  17. 不満を言う暇があるなら、今ある幸せを喜ぶようにする。
  18. 電話がかかってくるのを待つくらいなら、いっそのこと、こちらからかけてしまう。
  19. 人に優しく接し、自分に厳しくなる。
  20. 勝ちを楽しむ。
    負けも楽しむ。
  21. 「見ているだけの人」は、人気者にはなれない。
    「やっている人」が、人気者になれる。
  22. 人気者は、他人を受け入れていく。
    だから自分も、受け入れられていく。
  23. あなたがどれだけ愛されるかは、あなたがどれだけ愛しているかで決まる。
  24. 感謝をする人が、愛される。
  25. 人気者は、みんながやりたがらないことを、やりたがる。
  26. 返事ができる人が、モテる人になる。
  27. 好きなことに打ち込めば、自然とかっこよくなる。
  28. 「好かれる人」になるのはやめて「尊敬される人」になる。
  29. 共感は、人と人とをつなげるコミュニケーション。
  30. たくさんの人を紹介する人には、たくさんの人が集まってくる。

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