年を取るほど「行動したくない」と思うようになります。
先入観や固定観念が増え、行動するのが面倒になります。
「行動したくない」と思うから、新しい経験や行動を避けるようになります。
経験量が減り、体の衰えも、下降線に向かうのです。
これを防ぐには「行動しよう」と意識することです。
まず、意識を高めることです。
意識が強くなれば、行動もしやすくなります。
意識するとはいえ、どのくらい意識すればいいのでしょうか。
1つ、わかりやすい目安があります。
年齢です。
たとえば、20歳なら、1日に20回「行動しよう」と意識しましょう。
必ずしも、20の行動をしなくてもいいですから、20回は意識します。
意識するから、意識が強くなり、行動しやすくなります。
30歳なら、1日に30回「行動しよう」と意識します。
40歳なら1日に40回であり、50歳なら1日に50回です。
年齢に比例して「行動しよう」と意識する回数を増やしましょう。
「そんなにできないよ」と思うかもしれませんが、それなのです。
「そんなに」と思う時点で、だいぶ意識が衰えています。
体が衰えると言いますが、最初に衰えるのは、体より意識です。
意識が衰えるから、行動しなくなり、体も衰えます。
世界には、106歳で世界一周を果たした人がいます。
体力より、意識が大切だという証明です。
年を取るにつれて、強い意識を持って行動することが大切なのです。