喧嘩は、いけません。
言い争いや殴り合いをしても、お互いが余計に傷つくだけです。
戦争をして平和になった国がないように、喧嘩をしても、物事が平和的に解決することはありません。
しかし、人生では、自分の信念を通したい状況があることもたしかです。
間違っていることを「間違っている」と言わなければいけないときがあります。
たとえば、夫婦で子育ての意見が対立したときです。
夫婦間で、子育ての方法がばらばらではいけません。
ある程度の言い争いを覚悟のうえ、きちんと意見を1つにまとめる必要があります。
どうしても喧嘩をしたければ、1つ、条件があります。
冷静さを保つことです。
感情に左右されることなく、落ち着いていて、物事に動じないことです。
冷静さがあれば、喧嘩をしても、大丈夫です。
大げさな口論にはなりません。
喧嘩ではなく、話し合いができます。
「なぜよくないのか」「どうすれば筋を通せるのか」など、自分の意見がきちんと相手に伝わり、話し合いを進められます。
冷静さを失うと、見苦しくなります。
感情をぶつけて、口論が解決することはありません。
感情をぶつけられると、相手も余計に感情的になります。
もはや、子どもの喧嘩です。
余計に話がこじれるのです。
冷静さを保つ自信がなければ、喧嘩も控えましょう。
時間を置いて、頭を冷やします。
冷静になってから、あらためて話をするのが、正解です。