数学の授業のときに「この問題、わかる人?」と先生が問いかけたときに「はい!」と手を挙げる人はかっこよく映ります。
みんなの見つめる黒板に立ち、チョークで書いて発表することは、勇気が必要です。
結果として、問題を間違え、みんなに笑われ、恥をかいてしまうかもしれません。
しかし「度胸があるな、勇気があるな」という印象だけは、みな共通して持つようになります。
問題に間違えてかっこ悪いけれど、人としてはかっこよくなるという話です。
人気者は、その代表例です。
恥ずかしいことを自分から行い笑われますが、人気が出て頼りにされるのは「度胸がある、勇気がある」と印象が強いからです。
かっこいいことばかりしようとすると、行動範囲が狭くなります。
世間体、体裁を考えてばかりでは、新しい挑戦がしにくくなるものです。
しかし、間違えてもいい、かっこ悪くてもいいと思えば、行動範囲は広くなります。
かっこ悪いときもあるでしょうが、人としてはかっこよくなっているのです。