お世辞にも、ビジネスシューズは、通気性がいいとは言えません。
合皮より革靴のほうが、通気性は若干よくなります。
ただいずれにせよ、足が蒸れることには変わりありません。
足元の蒸れは、集中力を奪います。
気にしないようにしても、足がじめじめねとねとした状態は、不快感があるのです。
足の中で温かくなった空気は、下から上に上がっていく性質があります。
仕事中、自分の足のにおいで吐き気がします。
型にこだわりすぎて、仕事の効率が落ちては仕方ありません。
「スーツにはビジネスシューズ」という形式を重んじる姿勢はいいのですが、業務効率を上げるなら、型破りな方法も必要です。
それが「スーツにサンダル」というスタイルです。
出社すれば、通気性のよいサンダルに履き替えるようにしてみましょう。
ふざけているような話ですが、真面目な提案です。
靴を脱いでサンダルに履き替えることで、蒸れもにおいも、すっかりなくなります。
足がさらさらして気持ちいいので、仕事にも集中しやすくなります。
サンダルに履き替えている間、ビジネスシューズを休ませる効果もあります。
お客さまとの打ち合わせや外出をするときだけ、ビジネスシューズに履き替えれば、業務に支障もありません。
職種にもよりますが、職場で靴の履き替えが許されていれば、ぜひ試してみましょう。
もし許されていなければ、社内の業務効率の1つとして、提案するといいでしょう。
仕事中のストレスが軽くなり、集中力が向上します。
「スーツにサンダル」という型破りなスタイルが、業務効率を劇的に向上させるのです。