眉を描くとき、どういう順番で描いていますか。
眉を描くとき、顔の中心から外側に向けて描くことが多いのではないでしょうか。
しかし、これは、失敗しやすい描き方です。
実際にやってみると、わかります。
右手で右側の眉頭から描き始めようとすると、手が眉と重なり、眉全体が確認しづらくなるのです。
では、眉の理想的な描き方はどうすればいいのでしょうか。
最初は、眉山から眉尻にかけて描きましょう。
手と眉がかぶらないことで、鏡で確認しやすくなります。
先に眉山から眉尻を描いておくと、眉全体のイメージが湧き、眉頭も描きやすくなります。
眉尻の部分を最初に整えておけば、後は難しくありません。
と言いたいところですが、ここでもポイントがあります。
眉頭と眉山の間を、少しずつ描きます。
注意したいのは、眉頭から眉山にかけて描くのではありません。
眉山から眉頭にかけて描きます。
いきなり眉頭から描き始めると、いきなり印象を決めてしまうことになり、失敗のリスクが高くなります。
眉山から眉頭にかけて描くと、眉のイメージの変化を確認しながら描くことができるため、失敗しにくくなるのです。
眉頭は、最終的な眉のイメージを確認しながら、時間をかけて描きましょう。
ぼかしながら仕上げると、自然に見えます。
眉頭を描き終えれば、終了です。