口紅は、難しいテクニックがなくても塗れます。
だからこそ、きちんと塗れば、差がつきやすい部分です。
唇の仕上がり方によって、口元の品格に大きな差が現れるものです。
口紅で適当にさっと塗るのもいいでしょう。
しかし、品格に差をつけたければ、やはりリップブラシを使ったきちんとした塗り方を押さえておくことが大切です。
ここでは口紅を使った簡易的な塗り方ではなく、リップブラシを使った塗り方をご紹介します。
最初は、上唇中央です。
上唇中央は、山の形になっていますね。
この山は、上品さを表現するパーツです。
この山の部分を、リップブラシを使って、きれいに描いていきましょう。
最初に、唇全体の印象を決める部分を描き終えたことで、唇全体のイメージがしやすくなります。
引き続きリップブラシを使い、口角から上唇の中央に向けて描いていきます。
なめらかな曲線になるよう、丁寧に塗っていきましょう。
上唇の山が上品さを表現するパーツとすれば、下唇の中央はボリューム感を表現するパーツです。
表現したいボリューム感に合わせて、下唇の中央の厚みを意識しながら塗っていきましょう。
口角から下唇の中央に向けて輪郭を描きます。
口紅を塗り終え、さらに立体感を出したければ、グロスを塗りましょう。
必要なければ、このステップは省略可能です。