公開日:2023年8月29日
執筆者:水口貴博

人生の楽しみを増やす30の方法

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映画の感想を求められたとき「つまらなかった」と言わないこと。

映画の感想を求められたとき「つまらなかった」と言わないこと。 | 人生の楽しみを増やす30の方法

「○○の映画を見ました」と話すと、相手から「どんな映画だった?」と聞かれます。

このとき「つまらなかった」と答える人がいます。

正直な感想なのかもしれませんが、ここは言葉に注意したいところです。

悪いところは言わなくていいのです。

良いところだけ言えばいいのです。

「つまらない」と言わないことが大切です。

どんな映画でも、良いところが必ず1つはあります。

話はありきたりでも、俳優の演技が良いということがあるでしょう。

「俳優の演技が素晴らしかった」「鬼気迫るような演技力だった」と答えればいいのです。

あくびが出るほど退屈だとしても、映像が美しかったり、VFXに凝っていたりすることがあるでしょう。

「映像がきれいだった」「ビジュアルが素晴らしかった」と言えばいいのです。

「つまらなかった」と言いそうになっても、喉のところで止め、1つでいいので良いところを取り上げることです。

「カメラワークが凝っていて見応えがあった」

「アクションシーンは、見入ってしまう迫力があった」

「世界観が作り込まれていて面白かった」

「中盤に出てきた天窓のある家が良かった。あんな家に住んでみたい」

どんな映画も、多くの人手と莫大ばくだいな制作費をかけて制作されています。

映画監督や映画関係者が、隣で聞いていると思うことです。

つまらないと言ってしまうと、映画監督や関係者を否定することになります。

悲しませることになるのです。

プロの映画評論家は「つまらなかった」と絶対口にしません。

どんな映画にも必ず1つは良いところがあるので、そこをコメントします。

二十世紀屈指の映画評論家の1人に、淀川よどがわ長治さんがいます。

テレビの映画番組解説で「さよならおじさん」として親しまれてきて、ご存じの方も多いでしょう。

淀川さんは「つまらない」と絶対言いません。

どんな映画でも必ず良いところがあるので、そこを見つけてたっぷり褒めちぎります。

しかもたいてい1つだけでなく、2つも3つも見つけ、その映画の魅力を熱く語るのです。

私たちも、彼の素晴らしいコメント力を見習う必要があります。

悪いところではなく良いところに注目しましょう。

悪いところがあったとしても、わざわざ口に出さなくていいのです。

どんな映画にも、必ず良いところがあります。

本音ではつまらなく感じたとしても、感想を求められたときは、良いところだけ述べるようにしたい。

そうすれば「つまらなかった」以外の感想を述べられます。

これは、映画に限ったことではありません。

オペラ・芝居・ミュージカルでも同じです。

難しいかもしれませんが、頭の体操のつもりでやってみてください。

必ず1つは良いところがあるので、そこを見つけてコメントするだけです。

どんな映画でも、どんな作品でも、褒めるようにしましょう。

人生の楽しみを増やす方法(20)
  • 映画の感想を求められたとき、つまらないとは言わない。
  • 悪いところではなく良いところに着目して褒める。
喧嘩の原因は、ささいなことがほとんど。

人生の楽しみを増やす30の方法

  1. ポパイはホウレンソウを食べてパワーアップした。
    パワーアップフードがあれば、ピンチを切り抜けられる。
  2. 夢を叶えるためには、手段と目的の一致が大切。
  3. 「お金のためなら何でもする」という考え方には要注意。
  4. 休憩を入れないで、だらだら勉強するのが悪いとは限らない。
  5. 有名人に会った話は、すればするほど、小粒に見える。
  6. 気づきも、れっきとした勉強の1つ。
  7. サプライズに驚かない人は、愛されない。
  8. 分単位の隙間時間で満足しない。
    秒単位の隙間時間も活用しよう。
  9. ゲームに負けそうになってから「やり直そう」と言うのはルール違反。
  10. 「○○は一番」という表現は、使い方に注意すること。
  11. 近道のはずが近道ではなかったとき、どうするか。
  12. はじけていないトウモロコシも、ポップコーンの醍醐味。
  13. 「話し上手だね」と言われたとき、素直に喜んでいいとは限らない理由とは。
  14. 嘘泣きの効果があるのは最初だけ。
    嘘泣きで親友は作れない。
  15. 名前を間違えられても、腹を立てない。
  16. イメージと違う髪型にされたら、イメージチェンジをしたつもりで楽しもう。
  17. 間違えた人を見て「ばかだなあ」「頭、悪いなあ」と言わない。
  18. マナー違反の人を注意するとき、直接声をかけない。
    スタッフを通して注意してもらうのがベスト。
  19. なぜ買ったばかりの服を着ているときに限って、すぐ食事で汚してしまうのか。
  20. 映画の感想を求められたとき「つまらなかった」と言わないこと。
  21. 喧嘩の原因は、ささいなことがほとんど。
  22. 日本の魅力に詳しいのは、日本人より外国人。
  23. 実家に帰省するか迷ったとき、思い出したい言葉。
  24. 字を褒められて、嫌な人はいない。
  25. 赤ちゃんのハイハイを楽しめるのも今だけ。
  26. 上司から「ちょっといいかな」と呼ばれたときも、きちんとメモ帳を持参する。
  27. 「何もない」なんて言わないこと。
  28. 誰でも簡単にできる、誘惑に打ち勝つトレーニングとは。
  29. 真夏日の昼間に犬を散歩させない。
  30. 誰も見ていないからといって、トイレの後、手を洗わないのはダメ。

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