執筆者:水口貴博

学校では教えてくれない30のお金の考え方

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使う目的がないと、お金は意味がない。

使う目的がないと、お金は意味がない。 | 学校では教えてくれない30のお金の考え方

お金は常に手段であるということには変わりありません。

物を手に入れるための手段なのです。

何の手段でもかまいません。

食べ物を手に入れる手段、洋服を買うための手段、もっと美しくなるための手段、自分の夢を叶えるための手段。

手段と言ってもいろいろありますし、必要なことも人それぞれです。

ですがお金としてのその威力は、使うまでは発揮されないことに注意することです。

持っているだけでは単なる精神安定剤にしかならず、しっかり使ってこそお金としての役目が果たされるのです。

お金を使うまでは、ただの紙切れ同然なのです。

使うことを前提にお金を稼ぎ、使っていかなければなりません。

にもかかわらず「お金が欲しい」と、愚痴ばかりこぼしている人がいます。

「~がしたいからお金が欲しい」ではなく、ただ「お金が欲しい」と、お金を手に入れることそのものが目的になっている人です。

こういう人はお金を手に入れることそのものが、人生の目的になっています。

お金さえあれば幸せになれ、すべてが100パーセント叶うものだと思っています。

使う目的もなく、よくわからないけどとりあえずお金が欲しい人が、意外に多いのです。

私の友人にもいつも「お金が欲しいな」と、言う人がいます。

そんな人に「じゃあ、お金があったらどうするの」と聞くと「とりあえず貯金する」と言います。

もし使う目的があるなら、お金は必要です。

お金を稼ぐ必要もあります。

お金の原点は、物々交換です。

自分が作れない物や手に入れられない物があって、でもそれがどうしても必要だからお金を仲介して手に入れるわけです。

目的がなくただお金を稼ぐというのは、むなしいのです。

目的が先にあってお金を稼ぎ、目的を果たせばまた次の目的のために一生懸命に働いてお金を稼ぐのです。

目的がないと人生は楽しめないのです。

学校では教えてくれないお金の考え方(6)
  • 使う目的があって、お金を一生懸命に稼ぐ。
お金は、薬以上に強力な精神安定剤。

学校では教えてくれない30のお金の考え方

  1. 世の中の不思議。
    学校では、お金については教えてくれない。
  2. お金は、物々交換から誕生した。
  3. お金とは、世界共通の交換手段。
  4. お金を上手に使える人は、人生を上手に生きられる人。
  5. 清貧を心がけよう。
  6. 使う目的がないと、お金は意味がない。
  7. お金は、薬以上に強力な精神安定剤。
  8. お金を持っているから、みんなから好かれるわけではない。
    お金を使うときの態度が重要。
  9. 節約をして、性格が悪くなっては元も子もない。
  10. お金がまとまって入ってきたときほど、時間を置いて頭を冷やす。
  11. 見栄のためにお金を使うと、失敗する。
  12. 自分のお金で勉強すると、よく身につく。
  13. お金は、英語以上の世界共通語。
    世界の掛け橋になっている。
  14. お金の痛みが、その人の強さに変わる。
  15. お金は、心の余裕。
  16. お金という道具そのものに、人生をかけてしまっている人がいる。
  17. 「けち」と思われる贈り物は逆効果。
    高いほうを選んでおけば間違いない。
  18. お金は働いて得られるもの。
    決してもらうものではない。
  19. 1万円多く稼ぐことより、1万円節約するほうが簡単に感じられる。
  20. 本には、見えない原価がある。
  21. 健康運は、金運とつながっている。
  22. お金は銀行に蓄えるのではなく、知識や知恵に変えて頭の中に蓄える。
  23. 「儲かる」といううまい話には絶対に乗らない。
    お金に絶対はない。
  24. この世は、お金中心で回っている世界。
    お金で解決できることのほうが多い世の中だ。
  25. お金に苦労しない人ほど「給料」より「成長」を欲しがっている。
  26. ギャンブルは、負けるようにできている。
  27. ギャンブルは「儲けたい金額」より「損をしていい金額」を決めてから始めること。
  28. 貯金のときには、目的と金額を決めておくこと。
  29. お金の失敗は早いうちにさせておくこと。
    大人になってからのお金の失敗は痛い。
  30. お金を気持ちに変えよう。
    プレゼントをして感謝をすれば、もっと幸せになれる。

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