執筆者:水口貴博

学校では教えてくれない30のお金の考え方

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ギャンブルは「儲けたい金額」より「損をしていい金額」を決めてから始めること。

ギャンブルは「儲けたい金額」より「損をしていい金額」を決めてから始めること。 | 学校では教えてくれない30のお金の考え方

負けるようにできているギャンブルですが、やってはいけないわけではありません。

ギャンブルは、お金を払って「はらはらどきどき」という時間を買う行為です。

ギャンブルは賭けごとであって、ほとんどが運に左右されるものであり、本人の努力は関係ありません。(パチンコ、株投資は除く)

興行が成り立つように勝つより負ける確率を高くしているため、結果としてはやはり負けてしまうわけです。

ですが、はらはらどきどきする時間を買おうことなら、ささいな賭けごとも楽しみの1つです。

日常では味わえない、お金を賭けるからこそ湧き出てくる真剣さやはらはら感やどきどき感は、ギャンブルだからできることです。

決して儲けるためではなく、一時的などきどきした時間を過ごすためにお金を賭けるなら、お金を使ってもいいのです。

ただし、1つ守ってほしい最低限のルールがあります。

ギャンブルは、損をしていい金額を決めてから始めることです。

ギャンブルで失敗をするのは、自分でもやめられなくなる衝動に駆られるときです。

負けて帰るのも嫌ですから、負けた分の元だけは取ってから帰ってやると思い、はまってしまうのです。

損をした分を取り返したらやめると思っても、さらに負けてしまい、余計に元を取り返そうと必死になります。

ギャンブルは、もともとお金を損するものだという認識で始めなければいけません。

このくらい負けたら、今回はやめにしておこうと考えれば、大損をするということはないのです。

火がつくと燃え尽きるまでやめられないギャンブルであるだけに、始める前に消火器を用意しておかなければならないのです。

学校では教えてくれないお金の考え方(27)
  • ギャンブルは、損をしていい金額を決めてから始める。
貯金のときには、目的と金額を決めておくこと。

学校では教えてくれない30のお金の考え方

  1. 世の中の不思議。
    学校では、お金については教えてくれない。
  2. お金は、物々交換から誕生した。
  3. お金とは、世界共通の交換手段。
  4. お金を上手に使える人は、人生を上手に生きられる人。
  5. 清貧を心がけよう。
  6. 使う目的がないと、お金は意味がない。
  7. お金は、薬以上に強力な精神安定剤。
  8. お金を持っているから、みんなから好かれるわけではない。
    お金を使うときの態度が重要。
  9. 節約をして、性格が悪くなっては元も子もない。
  10. お金がまとまって入ってきたときほど、時間を置いて頭を冷やす。
  11. 見栄のためにお金を使うと、失敗する。
  12. 自分のお金で勉強すると、よく身につく。
  13. お金は、英語以上の世界共通語。
    世界の掛け橋になっている。
  14. お金の痛みが、その人の強さに変わる。
  15. お金は、心の余裕。
  16. お金という道具そのものに、人生をかけてしまっている人がいる。
  17. 「けち」と思われる贈り物は逆効果。
    高いほうを選んでおけば間違いない。
  18. お金は働いて得られるもの。
    決してもらうものではない。
  19. 1万円多く稼ぐことより、1万円節約するほうが簡単に感じられる。
  20. 本には、見えない原価がある。
  21. 健康運は、金運とつながっている。
  22. お金は銀行に蓄えるのではなく、知識や知恵に変えて頭の中に蓄える。
  23. 「儲かる」といううまい話には絶対に乗らない。
    お金に絶対はない。
  24. この世は、お金中心で回っている世界。
    お金で解決できることのほうが多い世の中だ。
  25. お金に苦労しない人ほど「給料」より「成長」を欲しがっている。
  26. ギャンブルは、負けるようにできている。
  27. ギャンブルは「儲けたい金額」より「損をしていい金額」を決めてから始めること。
  28. 貯金のときには、目的と金額を決めておくこと。
  29. お金の失敗は早いうちにさせておくこと。
    大人になってからのお金の失敗は痛い。
  30. お金を気持ちに変えよう。
    プレゼントをして感謝をすれば、もっと幸せになれる。

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