金銭感覚

学校では教えてくれない
30のお金の考え方

読んだ お気に入り16
14

お金の痛みが、
その人の強さに変わる。

お金の痛みが、その人の強さに変わる。 | 学校では教えてくれない30のお金の考え方

お金で失敗したときの悔しさを、どうするかです。

誰か他人のせいにするのはよくありません。

せっかくお金を払って得られた貴重な失敗体験が、水の泡になってしまい身につかないからです。

人のせいにするのではなく、自分のせいにすることです。

たとえ悪いのが相手でも、自分のせいにして悔しさを十分に感じきっておくことです。

悔しさが、その後のあなたを大きく変えていきます。

「改善したい」「同じ失敗を繰り返したくない」という気持ちが、より強くなります。

私にも、社会人になったばかりのころ、お金にまつわる痛い経験があります。

訪問販売による、高額な浄水器を買わされてしまった経験です。

東京で一人暮らしを始めたばかりの私は、飲み水に苦労をしていました。

蛇口から出る水はくさいし、水はいつもコンビニにまで買いに行っていました。

シャワーの水に含まれる塩素が原因と思われるアレルギーが、出てくるようになりました。

かゆくて仕方ありません。

水に関しては困り果てていたところ、訪問販売の爽やかなお兄さんがやってきました。

タイミングよく、高機能な浄水器の案内でした。

ちょうど水に困っていた矢先だったので、私は前向きに話を聞いてしまいました。

 

しかし、ネックは値段でした。

価格は、およそ30万円です。

浄水器1つに30万円は高すぎだと思って、断ろうとすると、爽やかなお兄さんがうまいことを言います。

「ローンを組めばいいですよ。1カ月で計算すると、たった4,000円です」

私は頭の中が「30万円」から「4,000円」に切り替わってしまいました。

「だったらいいかな」と甘い考えをしてしまったのです。

購入後、たしかに浄水器はとてもいいもので水に困ることはなくなりました。

 

しかし、です。

後から冷静になれば、身の丈に合っていない買い物をしてしまったと、思うようになりました。

浄水器とはいえ、もっと安いものがあります。

30万円が法外な値段だということに気づき、後になって怒りがこみ上げてきました。

あのときのお兄さんを恨んでしまったし、その怒りをどうしていいのか分からず余計にうっぷんがたまってしまいました。

そのとき生まれて初めてクーリングオフにも問い合わせました。

 

しかし、もうクーリングオフの有効日数が過ぎていたため、取り返しがつかない状態になっていたのです。

判断を一瞬誤ったばかりに、大きなローンを数年間にわたり、背負うことになってしまったのです。

苦い思い出です。

借金は一度背負えば分かりますが、気が重いものです。

何か邪悪な悪霊にとりつかれているような感じがします。

それからというもの、私はお金に関係した出来事には、目を鋭くさせるようになりました。

「こんなのいかがですか」と言われても、以前の悔しい経験が思い出されます。

「いいえ、結構です!」と強く言いはねるようになりました。

「これ以上、ひどい経験をしたくない」という緊張感があると、強気になれます。

街角で話しかけられても、まず話は聞かないようになりました。

別人のようです。

「いりません」「不要です」と言っています。

お金の痛い失敗が、私を大きく変えてくれました。

痛い経験はいい勉強とも言え、そのときに学んだ教訓は生かしておくことが大切なのです。

まとめ

学校では教えてくれないお金の考え方 その14
  • 痛い経験をしたら、しっかり勉強して、元を取る。
お金は、心の余裕。

もくじ
学校では教えてくれない30のお金の考え方
お金の痛みが、その人の強さに変わる。 | 学校では教えてくれない30のお金の考え方

  1. 世の中の不思議。
    学校では、お金については教えてくれない。
  2. お金は、物々交換から誕生した。
  3. お金とは、世界共通の交換手段。
  4. お金を上手に使える人は、人生を上手に生きられる人。
  5. 清貧を心がけよう。
  6. 使う目的がないと、お金は意味がない。
  7. お金は、薬以上に強力な精神安定剤。
  8. お金を持っているから、みんなから好かれるわけではない。
    お金を使うときの態度が重要。
  9. 節約をして、性格が悪くなっては元も子もない。
  10. お金がまとまって入ってきたときほど、時間を置いて頭を冷やす。
  11. 見栄のためにお金を使うと、失敗する。
  12. 自分のお金で勉強すると、よく身につく。
  13. お金は、英語以上の世界共通語。
    世界の掛け橋になっている。
  14. お金の痛みが、その人の強さに変わる。
  15. お金は、心の余裕。
  16. お金という道具そのものに、人生をかけてしまっている人がいる。
  17. 「けち」と思われる贈り物は逆効果。
    高いほうを選んでおけば間違いない。
  18. お金は働いて得られるもの。
    決してもらうものではない。
  19. 1万円多く稼ぐことより、1万円節約するほうが簡単に感じられる。
  20. 本には、見えない原価がある。
  21. 健康運は、金運とつながっている。
  22. お金は銀行に蓄えるのではなく、知識や知恵に変えて頭の中に蓄える。
  23. 「儲かる」といううまい話には絶対に乗らない。
    お金に絶対はない。
  24. この世は、お金中心で回っている世界。
    お金で解決できることのほうが多い世の中だ。
  25. お金に苦労しない人ほど「給料」より「成長」を欲しがっている。
  26. ギャンブルは、負けるようにできている。
  27. ギャンブルは「儲けたい金額」より「損をしていい金額」を決めてから始めること。
  28. 貯金のときには、目的と金額を決めておくこと。
  29. お金の失敗は早いうちにさせておくこと。
    大人になってからのお金の失敗は痛い。
  30. お金を気持ちに変えよう。
    プレゼントをして感謝をすれば、もっと幸せになれる。

同じカテゴリーの作品