何をかけて親しくなろうとするか。
それが問題です。
男性が女性の心を動かすためにかけるものは、大きく分けて2つあります。
もちろんどちらも大切ですが、比重の置き方が大切です。
女性にモテない男性は、お金をかけて親しくなろうとします。
もちろんお金が悪いと言っているわけではありません。
恋を実らせるにも、お金は必要不可欠。
プレゼントにもデートにも、お金はないよりあったほうが自由の幅が広がります。
お金は心の余裕にもつながるため、恋愛成就の重要要素と言っていいでしょう。
しかし、女性にモテない男性は、すべてお金の力で進めようとするのがいけません。
多くのアプローチにお金が関係して、お金に比重を置きすぎている。
高価なプレゼントさえすれば、モテると思っている。
高級レストランで豪華な食事をすれば、愛を感じてもらえると思っている。
お金さえあれば、好かれると思っている。
その短絡的な考えがよくありません。
「お金をかけさえすれば喜ばれる」という短絡的な考えは、自然と女性に伝わり、見抜かれます。
お金だけで親しくなろうとする様子は「楽に恋を実らせたい」という意味に解釈されます。
女性は嬉しい反面、冷たい印象を受けます。
何でもお金で解決しようとするのは、便利である反面、面倒から逃げている姿でもあります。
お金の力で親しくなろうとしても、誤解や温度差が生まれ、なかなか思うようにいかない状況が目立つのです。
では、親しくなるためには何が必要なのか。
本当に必要なのは、お金ではなく、手間暇です。
女性にモテる男性は、手間暇をかけて親しくなろうとします。
プレゼントを贈るにも、値段で選ぶのではなく、手間暇をかけようとします。
相手の好みに合ったプレゼントを選ぶために時間をかけます。
プレゼントにも、手書きの手紙を添える手間暇を惜しみません。
食事をするにも、相手の好みにあった雰囲気やメニューのあるレストランを選びます。
デートにふさわしいレストランを調べるのに手間暇をかけます。
もちろんきちんと予約もする。
サプライズの演出も、手間暇かけて準備する。
手間暇をかけている愛を育もうとする様子を通して、真剣な愛が伝わり、女性の心を動かします。
お金も手間暇も両方大事ですが、比重を置くのは、まず手間暇です。
お金をかけるのもいいのですが、手間暇をかける努力も忘れないことが大切です。