話で人を笑わせるには、どうすればいいのか。
笑わせ方は、女性にモテる・モテないの違いを生みやすい部分です。
ただ笑わせればいいわけではありません。
大切なのは「笑わせ方の質」です。
女性にモテない男性は、つまらないギャグで笑わせようとします。
ギャグの内容が単純で、工夫がない。
内容が古くさく、時代感覚からずれている。
もしギャグが受けなければ「違うか」の一言で締めくくって、強引に笑わせようとする。
しかも、同じギャグを何度も言う。
つまらないギャグは、相手を楽しませるどころか、雰囲気を冷たくさせるだけ。
聞いているほうが恥ずかしくなります。
つまらないギャグを連発していると、男としての威厳と品格が損なわれるのです。
しかし、女性にモテる男性は違います。
女性にモテる男性は、つまらないギャグを避け、知的なユーモアを心がけようとします。
相手を笑わせる話の中に、思わずほほ笑んでしまうような知的な内容が含まれます。
たとえば、あるところに2時間待ちの行列があったとします。
普通なら「待つのは嫌だ」「2時間も待っていられない」などの一言が浮かぶところでしょう。
そんなとき「2時間なら映画を1本見ることができるね」と言えば、雰囲気が和むでしょう。
例え方がうまいと、わかりやすくて面白く、くすっと笑ってしまいます。
とっさに例えを思いつく様子から、頭の回転の速さや豊富な知性が感じられます。
大笑いさせるわけではありませんが、上品な笑わせ方なので、多くの人に受け入れられるのです。
さて、知的なユーモアは、心がけてすぐできるものではありません。
基本的に上級者向けの笑わせ方です。
知識や表現を身につけたり、空気を読んだり、知性を磨かなければいけません。
なにより場数が必要です。
時間はかかりますが、心がける努力を続けていれば、少しずつ向上していきます。
知的なユーモアは、女性にモテる男性には欠かせない要素。
最初から「自分にはできない」と諦めるのではなく、挑戦し続けることが大切です。