女性が好む男性の上位には、いつも人気の男性像があります。
「優しい男性」です。
「怖い男性は嫌い」という女性はいても「優しい男性が嫌い」という女性はいません。
いつの時代も、優しい男性は大人気。
女性にモテたいなら、優しい男性であることが必須条件です。
それなら徹底的に優しくなろうと思いますが、ここに落とし穴があります。
ただ優しいだけではいけないのです。
女性にモテない男性は、とにかく優しい。
優しいのはいいのですが、とにかく優しいだけになっています。
女性からのお願いなら、どんなことにも「イエス」と答える。
女性が間違ったことをしても目をつぶり、叱ることもない。
一見すると、優しさを極めた態度に思えますが要注意です。
優しいのはいいのですが、優しいだけになるのはよくありません。
優しいだけの男性は、女性にとって「いい人」「都合のいい人」「イエスマン」に映るでしょう。
女性から嫌われることはありませんが、頼りない印象が出ます。
友人に発展することはあっても、恋人までは発展しにくい。
接しやすい反面、男性としての魅力が感じられるかというと、疑問なのです。
一方、女性にモテる男性にも優しさがあります。
女性にモテる男性の優しさは、どこが違うのか。
それは「優しい中にも厳しさがある」という点です。
普段はにこにこして優しいですが、時と場合によって態度が引き締まります。
たとえば、女性からのお願いであっても、本人のためにならないと思えば、きちんと断ります。
もし女性が間違ったことをすれば、きりりとした表情で説教をします。
断ったり説教をしたりすれば女性から嫌われそうですが、あくまで本人を大切に思ってのこと。
その気遣いは、きちんと女性にも伝わります。
本気の気遣いは、厳しくても嫌われることはありません。
「本気で心配されている。大切にされている」という意味が伝われば、厳しさがあっても、女性は前向きに受け止めます。
洗練された本当の優しさに、男性としての魅力を感じるのです。