女性にモテない男性は、いきなり好きな人をデートに誘おうとします。
「少しでも早く親密になりたい」という焦る気持ちがある。
早く仲良くなりたいなら、デートに誘うのが最短と思うかもしれません。
もちろんすでに十分親密な関係になっているならいいのです。
お互いをよく知り、すでに恋人関係のような雰囲気なら、いきなりデートに誘うのもありでしょう。
女性は喜んでうなずき、次のステップに進めます。
しかしお互いをまだよく知らない状態でデートに誘うと、やはり女性は驚きます。
「デート」という言葉はインパクトがあります。
よく知らない人と2人だけで出かけるのは、誰でも不安でしょう。
どんなことをされるのかわからないため、反射的に断ってしまう。
「早く付き合いたい」という気持ちが大きすぎると、早まった行動をしてしまいがちです。
男性に悪気はないですが、最初から勢いが強いと、かえって女性にモテない原因を作り出すでしょう。
不本意な結果に終わってしまう場合が多いのです。
女性にモテる男性の場合、最初に誘うのは、デートではありません。
まず食事です。
「一緒においしいものを食べに行きませんか」
「今度、食事しながらゆっくりお話しましょう」
「おなかがすいたから、ご一緒に昼食はいかがですか」
食欲は誰にでもある欲求。
食事として誘えば、女性も抵抗感が小さく、うなずきやすくなるでしょう。
一緒に食事をすると、開放的でリラックスした雰囲気に包まれ、仲間意識も生まれやすくなります。
食事をしながら話をすれば、プライベートな話もしやすくなるので、お互いを深く知るチャンスにもなります。
こうして少しずつお互いの心の距離を縮めていき、十分親密になってからデートに誘います。
きちんと段階を経ているので、女性にとっても受け入れやすくなるのです。