家を出て行くなら、きれいに部屋の掃除をしておきましょう。
自分が出て行くなら、家の中を散らかしたまま出て行くのはマナー違反。
「出て行った後のことはどうでもいい」と思うのは、社会人らしくありません。
掃除が不十分になっていると、後味の悪い印象を与えてしまいます。
相手に迷惑がかからないよう、せめて家をきれいに掃除しておくのが最低限の礼儀です。
もちろん家中をきれいにするのは難しいですが、せめて自分の部屋くらいは掃除しておくのがマナーです。
基本的に自分の持ち物は、すべて持ち出します。
自分の持ち物のうち、いらないものがあれば処分します。
粗大ごみは、面倒であっても業者に電話をして、引き取ってもらいます。
自分が使っていたスペースは、ごみが1つもないようにしておくのが理想的です。
共同のスペースも、できる範囲できれいにしておきます。
掃除や処分の仕方に迷うことがあれば、相手と相談したうえで判断します。
難しいかもしれませんが、住み始めたときよりきれいにするつもりを心がけるのがいいでしょう。
同棲解消の最後の大仕事です。
さっさと出て行きたいかもしれませんが、やるべきことはきちんとやらなければいけません。
きれいに掃除してから出て行けば、美しく立ち去ることができます。