急に別れ話を切り出すのは厳禁です。
普段の会話で、前触れもなく別れ話を切り出すと、確実に相手を驚かせます。
いくら上手に別れ話をしたとしても、相手の動揺が大きければ、なかなか話がまとまらないでしょう。
まず大切なのは、前置きです。
急に別れ話を切り出すのではなく、日程の相談から始めましょう。
「大事な話があります。いつ時間が空いていますか」
いつもより丁寧な言葉遣いで話すのがコツです。
丁寧な言葉遣いを使うことで、真面目な話であるニュアンスを伝えられます。
「何の話?」と尋ねてきても、具体的な回答は避けます。
答えるなら「2人の今後について」という程度で濁しておくのがいいでしょう。
日程の相談をしつつ、それとなく別れ話をほのめかしておくことが大切です。
真面目な雰囲気が漂っていると、相手は「別れ話だろうか」と察し、心の準備を促せます。
この一手間を入れるかどうかで、話の成り行きはまったく変わります。
日時と場所は、一方的ではなく、2人で話し合って決めるようにします。
お互いにとって余裕のあるタイミングが適切です。
事情がないかぎり、最短の日程がいいでしょう。