「成功」という言葉には、漠然としたイメージがあります。
成功とは、幅が広いです。
「成功したい」と思っても、言葉が抽象的であるため、イメージも抽象的になりがちです。
漠然と「成功したい」と思うのは、よくありません。
たとえば「歌手になりたい」と思うのは、漠然としています。
歌手にはなれるかもしれませんが、何曲か歌っただけで、終わりになることでしょう。
漠然としているので、何をどこまでどう目指すべきか、はっきりしません。
抽象的なことは、やる気も起きません。
成功のイメージは、もっと具体的にします。
「1年間に3曲以上は、新しい曲をリリースしたい」と思うほうが、具体的です。
数字、期限、様子などを明確にするから、進むべき道が、より具体的になります。
漠然と「歌手になりたい」と思う人より、大きな成功をつかめるようになります。
しかし、まだ不十分です。
もっともっと、具体的にします。
「東京の三軒茶屋を中心に、音楽活動をしたい」
「300人規模のライブハウスで、年に10回以上はライブをしたい」
「音楽だけで、生計を立てられるようにしたい」
具体的すぎるほうがいいです。
具体的になればなるほど、自分の将来像も想像しやすくなります。
自分の将来像が想像しやすくなるから、モチベーションが上がり、実現に向かうのです。