世の中に、自分は1人だけです。
同じ時間に、同じ場所で生まれる。
同じ親であり、同じ家で育つ。
自分と同じ名前、同じ年齢、同じ体格。
何から何まで、自分とまったく同じ人はいません。
自分は、世界で1人だけです。
当たり前のことですね。
当たり前のことですが、このことを強く自覚して生きている人は、少ないように思えます。
自分とまったく同じ育ちの人はいないということは、誰にでも、自分にしかできないことがあるということです。
自分の中に、唯一無二の素晴らしい宝が眠っています。
「自分にしかできない仕事はあるのか」という問いは、ナンセンスです。
もちろんあるに決まっています。
自分のすべてを最大限に生かせば、自分にしかできない仕事ができます。
自分にしかないキャリアがあるのですから、生かせばいいだけです。
たとえば、自分の生きた歩みを文章にすれば、完全に自分にしかできない物語が書けます。
自分の育ちを生かした仕事をすれば、自分しかできないオリジナルの仕事ができます。
自分のすべてを生かすのです。
価値のある宝物は、探すのではなく、すでに手にしています。
それを使えば、誰にも真似できない仕事ができるのです。