会話中、足を動かしながら話をする癖の人がいます。
たとえば、膝の辺りを小刻みに絶えず動かす癖です。
いわゆる、貧乏ゆすりです。
膝あたりを小刻みに動かす人には、リラックスできて気持ちいいのかもしれません。
しかし、会話の相手の膝が小刻みに動いている光景は、あまり気持ちのいいものではありません。
「会話が退屈なのかな。いらいらしているのかな。別のことを考えているのかな」と不安になるのです。
もう1つ見落としやすいのは、足を組むときです。
足が疲れたとき、足を組むこともあるでしょう。
別に、足を組むのはいいのです。
問題は、足のつま先です。
組んだ足のつま先を、上下左右にぶらぶら動かす癖の人がいます。
これは結構気になるのです。
女性は、男性以上に、末端をよく見ています。
ペディキュアをする女性がいるように、男性が思う以上に、末端に注意が向いています。
組んだ足の先をぶらぶらさせていると、落ち着きがないような様子に見えてきます。
会話がどんなに愉快で面白くても、足を小刻みに動かす癖があると、興ざめします。
「会話が退屈なのかな。いらいらしているのかな。別のことを考えているのかな」と、考えます。
知らない間に、嫌われている場合があるのです。
小さな癖のせいで、思いもよらず、印象が損なわれるのは、損です。
いま一度、自分にそういう癖がないか、チェックしてみましょう。