女性と一緒に、お酒を飲みに行くことがあります。
大人の世界には、アルコールがつきものです。
レストランではワインが登場します。
居酒屋では、ビールや熱燗などを飲みながら会話を楽しむでしょう。
アルコールがあると、ほんのり気分が和らぎ、より会話も盛り上がるに違いありません。
しかし、ここで失敗するパターンがあります。
男性は、アルコールがあると「もっと飲んで」と言いたがる傾向があります。
男性としてはささいな言葉かもしれませんが、女性としては少し警戒するのです。
酔わせて理性を失わせ、隙あれば、いやらしいことへ持っていくのではないかと、不安を抱くからです。
女性は鋭く見抜きます。
女性は、男性からの「もっと飲んで」というアピールは、ほとほと聞き慣れています。
そう言えば言うほど「またか。あなたも同じね。この人は危険」と思い、かえってリラックスしにくくなるのです。
では、どう言えばいいのでしょうか。
女性の心をつかむなら、逆を言うのです。
「無理しないでね」です。
このワンフレーズは、多くの女性を驚かせます。
ほかの男性とは違いますし、酔いすぎないように心配されていることが感じられるからです。
「酔いすぎるのはよくない」という、社会人としての常識やマナーをわきまえている印象があります。
いやらしい感じもありません。
この一言が言えるかどうかです。
「無理しないでね」と言うと、女性は「この人と一緒なら安心できる」と思い、ぐいぐい飲み始めます。
打ち解けた、お酒の時間が楽しめるのです。