執筆者:水口貴博

もっと美人になるための30のメイクテクニック

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鏡に映る顔は、あなたの本当の顔ではない?

鏡に映る顔は、あなたの本当の顔ではない? | もっと美人になるための30のメイクテクニック

鏡で、自分のメイクの仕上がりを確かめるとき、大きな誤解があります。

鏡に映る顔は、他人から見られるときの顔と、同一ではないのです。

「どういうこと? 鏡で映った顔は、自分の顔じゃないの?」

たしかに自分の顔であることに変わりはありませんが、見え方が異なります。

どういうでしょうか。

少しイメージをしましょう。

あなたが化粧台の鏡に座り、鏡で自分の顔を見ます。

このとき、自分の右目は、顔の右側に見えますよね。

鏡は反射しますから、顔も正反対に映るのです。

しかし、です。

次に、他人からあなたを見たときを想像しましょう。

あなたの右目は、顔の左側に映るはずです。

それこそ、あなたの顔が他人から見られるときの本来の状態です。

本当は、その状態を基準にメイクを仕上げなければいけないのです。

写真写りが悪いのも、ここに原因があります。

大切なことは、鏡を見てベストな状態に仕上げるのではなく、他人から見てベストな状態に仕上げることです。

それが、友人の目に映る、あなたの顔なのですから。

この事実に気づいてメイクをする人は、確実にメイクがうまくなります。

では、どうすればこの状態を確認できるのでしょうか。

手軽な方法としては、携帯電話のデジタルカメラ機能がおすすめです。

デジタルカメラは、疑似的に他人の目を再現できます。

写真機能やビデオ録画機能などを使い、他人から見たときの、本当の自分の顔を確かめるのです。

そのときに、メイクの状態の善しあしを判断するのが正解です。

そのほか、左右反転されるリバースミラーを使う方法もあります。

もっと美人になるためのメイクテクニック(10)
  • メイクの仕上がりは、鏡ではなく、デジタルカメラで撮った顔で確認する。
自信があるから上質な手鏡を使うのではない。
上質な手鏡を使うから自信がついてくる。

もっと美人になるための30のメイクテクニック

  1. 「メイクが上手だね」と言われてはいけない?
  2. 大人になると、新しいメイクに挑戦する機会は、少ない。
  3. メイクが好きだから、化粧台を買うのではない。
    化粧台を買うから、メイクが楽しくなる。
  4. メイクをするときは、顔と服装のバランスを考える。
  5. 乾燥肌の人が、パウダーファンデーションを使うときの2つの工夫。
  6. 睡眠不足の朝、目に余分なしわが寄ることがある。
    うまく元に戻す方法は?
  7. まぶたの状態によって、ふさわしいアイライナーがある。
  8. 一重まぶたの印象を改善する鍵は、ビューラーとマスカラ。
  9. 目元に透明感を出すには、どういうアイメイクがいいの?
  10. 鏡に映る顔は、あなたの本当の顔ではない?
  11. 自信があるから上質な手鏡を使うのではない。
    上質な手鏡を使うから自信がついてくる。
  12. 絶対にまつげの毛束を作らない、秘密の道具。
    スクリューブラシで繊維の束を取り除く。
  13. 目にできるくまの上手な消し方。
  14. 目の下のくまが青いときは、オレンジ色のコンシーラー。
  15. 眉頭や眉尻はぼかしてもいいが、眉山はぼかさない。
  16. アイラインは、目のふちを強調させる以上の力がある。
  17. 自分の顔に合うメイクを見つける方法。
  18. メイクが崩れやすい夏場は、メイクを、1つ減らせばいい。
  19. メイクが崩れやすい夏場のメイクには、あなたの価値観が反映されている。
  20. つけまつげとマスカラのメリットとデメリット。
  21. 顔のうぶ毛の中で、最も目立つうぶ毛とは。
  22. 目元にふさわしいマスカラを選ぶときの3つのポイント。
  23. 欧米のモデルのような濃いまつげに変身する、5つのステップ。
  24. アイシャドーブラシは、2本持つ。
  25. ロマンチックな雰囲気に合わせて、ダーク系のシャドーを決めるときにありがちな失敗例。
  26. パフをパフらしく、使っていますか。
  27. 乾燥の季節は、口紅の前にリップクリーム。
  28. なぜ、わざわざリップブラシが存在するのか。
  29. リップブラシを使うと、唇が若返る。
  30. ティッシュオフによって、口紅の発色と持ちがよくなる。

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