目を際立たせる方法の1つとして「インサイドライン」というメイクテクニックがあります。
インサイドラインとは、上まつげが生えている部分より、さらに内側に入れるアイラインのことを言います。
つまり、まつげと眼球の間の粘膜部分に入れるアイラインです。
少し難しい、上級者向けのメイクテクニックです。
注意ポイントはありますが、目の際を強調させる効果は抜群です。
子鹿のバンビのようなつぶらな瞳を演出するには、最適と言ってもいいでしょう。
メイクの腕と時間に余裕がある人は、次のポイントを意識しながら試してみてはいかがでしょうか。
インサイドラインに挑戦するポイントは、次の3点です。
使うアイライナーは、防水性のあるものがおすすめです。
目元のぎりぎりラインは、目の水分が蒸発して、ラインが崩れやすくなるところです。
防水性のアイライナーを使うことで、ラインの状態が長持ちします。
真正面から鏡を見た状態では、なかなかうまく引けません。
上まぶたにインサイドラインを引くときは、顎を上げながら、上まぶたを手で引っ張りましょう。
下まぶたにインサイドラインを引くときは、顎を引いて、下まぶたを手で引っ張りながら鏡をのぞき込みましょう。
まつげと眼球の間の粘膜が見やすくなり、アイラインが引きやすくなります。
目の際を目立たせるには抜群の効果ですが、ラインのひきすぎには注意が必要です。
粘膜部分に引くわけですから、ラインが太すぎたり引きすぎたりすると、繊維が目に入りやすくなります。
インサイドラインのメイクを落とすときは、指は使わず、綿棒を使います。
目のデリケートな部分ですから、強く刺激しないよう優しく丁寧に落としましょう。