メイクは、すべてパフやブラシを使うばかりではありません。
指先を使ってするメイクもあります。
たとえば、リキッドタイプのファンデーションやコンシーラーなどは、指先を使うのがおすすめです。
部分的なメイクでは、スポンジより、指先のほうが都合のいい場合もあります。
そういうとき、指を肌に押し当てて、染み込ませるように塗る人がいます。
また顔の血行もよくなるのではないかと思い、顔をはたいたり、マッサージのように塗ったりする人もいるようです。
これらは、よい塗り方とは言えません。
べたべた力を入れすぎては、液が固まってしまい、剥がれ落ちやすくなってしまうのです。
剥がれ落ちれば、またメイクをやり直す悪循環。
塗り方が大切です。
指使いには、個人差があります。
わかりやすい理想をいえば「クリームを伸ばすイメージ」です。
べたべた塗るイメージではなく、クリームを肌に伸ばしていくイメージで、指先を使います。
イメージが湧いてきましたか。
イメージを先に浮かべることで、指先の扱いがうまくなります。