ある日、女友達と会うと、すごい顔をしていました。
言い方は失礼ですが、パンダなのです。
動物園から逃げてきたのかと思いました。
魅力的になるため、目を強調させたかったようですが、パンダになっていました。
笑いをこらえるのが大変でした。
「どうしたの、その顔?」
相手に失礼とは思いましたが、あまりにひどかったので、うっかり言ってしまいました。
ショックを受けた様子でした。
女性としては、メイクがばっちり決まっていると思っていたようです。
しかし、男性から見ると、メイクが不自然に見えたのです。
女性がメイクをする目的の1つに、男性への意識もあるでしょう。
美しくなれば、男性からの視線を独り占めできると思う。
ただし、肝心の男性から見て印象が悪ければ、努力が水の泡です。
自分がいいと思っても、本当に正しいでしょうか。
男性から見れば、的外れなメイクになっていることがあります。
自分のメイクの結果は、自己満足で終わらせないことが大切です。
他人からの意見が必要です。
女性同士でもいいのですが、十分ではありません。
女性は、メイクの苦労を知っている分、細かくチェックはしてくれますが、厳しく指摘しにくいのです。
メイクの結果は、男性に見てもらいましょう。
異性である男性から見て、どういう印象を受けるかです。
「魅力を感じるか」
「そそられるか」
「けばけばしい印象になっていないか」
「男性から見て美しいと感じるか」
「一緒に歩きたい女性と感じるか」
メイクに無知な男性だからこそ、いいのです。
ぱっと見た印象を、素直に答えてくれるでしょう。
舞台裏の苦労は知らず、表舞台だけ見てくれます。
より客観的に見てもらうために、やはり異性である男性からの意見が必要です。
恥ずかしいかもしれませんが、ここが分かれ道です。
一生笑われるのか、一度笑われて済ませるのか。
きちんとメイクの努力をするために、異性からの視点を取り入れましょう。