肌のトラブルを隠そうと、コンシーラーで必死に隠す人がいます。
このとき、顔と鏡の距離はどうなっていますか。
「肌の欠点が完璧に、隠れているだろうか」
鏡に映った自分とキスをしてしまうくらい急接近して、チェックしていませんか。
ちょっと待ってください。
大切なことを忘れていませんか。
普段の人間関係で、それほど間近で見ることはありません。
近づかれても気づかれたくない気持ちはわかりますが、普段の生活で、それほど近づくことはありません。
近づくとしても、せいぜい60センチ前後です。
あまり深く考えすぎないことです。
完璧に隠そうとすると、逆に厚化粧になり、不自然なメイクになります。
肌の欠点を完璧に隠す必要はありません。
鏡から30センチ離れてわからなければ、十分です。
鏡との距離が30センチなら、反射した距離が60センチになります。
その距離でうまく隠れていれば、良しと考えるのです。
コンシーラーを使う量を最小限に抑えられます。
むやみにメイクを重ねる必要もなくなります。
肌の欠点を完璧に隠さないほうが、かえって美しく仕上がるのです。