執筆者:水口貴博

存在感のある人になる30の方法

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また聞きでは、説得力が出てこない。説得力は、自分の体験から生まれてくる。

また聞きでは、説得力が出てこない。説得力は、自分の体験から生まれてくる。 | 存在感のある人になる30の方法

存在感を出すためには、また聞きの話をするのではなく、自分の体験を話すことが大切です。

また聞きの話では、途中で話が行き詰まります。

Aさん「A君は、この前アメリカに旅行に行ってきたんだって」。

Bさん「へ~、いいな。それで、どうだったって?」。

Aさん「海がきれいだったらしいよ」。

このように、話の最後が推定で終わります。

「~らしい」という表現で話が終わると、面白みが欠けます。

もう一歩、真実味が欠けるのです。

「~らしい」は、100パーセント正しい意味ではなく、曖昧な表現なのです。

存在感のある人は、また聞きの話はできるだけ避けます。

その代わり、自分が体験したエピソードを話します。

自分の体験は「~らしい」で終わることはありません。

必ず最後が「~だった。~でした」となります。

話をしっかり言い切ることができるのです。

言い切った話こそ、人を引き付ける力があります。

テレビのニュースキャスターが、ニュース番組で「今日の午後、交差点で事故があったらしいです」では、説得力がありません。

「~らしい」という話では、本当か嘘かわからないのです。

ニュースでは「事故がありました」としっかり言い切るからこそ、視聴者は話をきちんと聞くことができるのです。

あなたの話し方を振り返ってみましょう。

「~らしい」を使いすぎてはいませんか。

「~らしい」を使ってはいけないと言うわけではありません。

「使いすぎてはいけない」のです。

使いすぎればすぎるほど、あなたの話を誰も信用してくれなくなります。

できるだけ「~らしい」という表現は、避けて話しましょう。

実際に自分が体験したことなら「~らしい」がつくことはありません。

学校での人気者も「~らしい」という話し方ではありません。

「俺は~だった」と、言い切っているから話が面白いのです。

だから人気が出るのです。

存在感のある人になる方法(4)
  • また聞きの話より、自分の体験を話す。
「俺がやった」と言ってしまうと、存在感が空回りする。

存在感のある人になる30の方法

存在感のある人になる30の方法
  1. 存在感を出すだけで、かっこよくなれる。
    存在感を出すだけで、かっこよくなれる。
  2. 本当の存在感は、物ではなく、心。
    本当の存在感は、物ではなく、心。
  3. 大きく見せるのではなく、小さく見せると、存在感が出る。
    大きく見せるのではなく、小さく見せると、存在感が出る。
  4. また聞きでは、説得力が出てこない。<br>説得力は、自分の体験から生まれてくる。
    また聞きでは、説得力が出てこない。
    説得力は、自分の体験から生まれてくる。
  5. 「俺がやった」と言ってしまうと、存在感が空回りする。
    「俺がやった」と言ってしまうと、存在感が空回りする。
  6. 存在感には、2種類ある。<br>よい存在感と悪い存在感。
    存在感には、2種類ある。
    よい存在感と悪い存在感。
  7. 背筋をぴんと伸ばすと、見た目も心も引き締まる。
    背筋をぴんと伸ばすと、見た目も心も引き締まる。
  8. 我慢をすると、個性が出ない。<br>素直になれば、個性が出てくる。
    我慢をすると、個性が出ない。
    素直になれば、個性が出てくる。
  9. 曖昧な表現では忘れられる。<br>はっきりした表現だと存在感が出る。
    曖昧な表現では忘れられる。
    はっきりした表現だと存在感が出る。
  10. 「みんながやっているから」は卒業。<br>「私がやりたいから」を大切にする。
    「みんながやっているから」は卒業。
    「私がやりたいから」を大切にする。
  11. 話をするより、話を聞こう。
    話をするより、話を聞こう。
  12. 大声を出すと、存在感より迷惑を撒き散らしてしまうことになる。
    大声を出すと、存在感より迷惑を撒き散らしてしまうことになる。
  13. 失敗すると笑う人に、存在感が漂う。
    失敗すると笑う人に、存在感が漂う。
  14. コンプレックスこそ、大きな存在感を生み出す武器になる。
    コンプレックスこそ、大きな存在感を生み出す武器になる。
  15. 上手な人より下手な人のほうが、人気者になれる。
    上手な人より下手な人のほうが、人気者になれる。
  16. 「魚は水がなくなると死ぬが、人は礼儀がなくなると死ぬ」。
    「魚は水がなくなると死ぬが、人は礼儀がなくなると死ぬ」。
  17. 「忙しい」を禁句にするだけで、存在感をアピールできる。
    「忙しい」を禁句にするだけで、存在感をアピールできる。
  18. 「たまに」が、怖い。
    「たまに」が、怖い。
  19. 何でも「Yes」と答えない。<br>嫌なことは「No」と答えてもいい。
    何でも「Yes」と答えない。
    嫌なことは「No」と答えてもいい。
  20. 「余裕」という「空白」が、存在感を出す。
    「余裕」という「空白」が、存在感を出す。
  21. 異性の要素を取り入れると、魅力が向上する。
    異性の要素を取り入れると、魅力が向上する。
  22. 表情には、言葉以上に感動を伝える力がある。
    表情には、言葉以上に感動を伝える力がある。
  23. 理解のある人は、存在感がある。
    理解のある人は、存在感がある。
  24. 存在感を出すためには「不言実行」を心がける。
    存在感を出すためには「不言実行」を心がける。
  25. 誤解されても、必要以上に説明しない。
    誤解されても、必要以上に説明しない。
  26. 出会いがあるから、行動するのではない。<br>行動するから、出会いがあるのだ。
    出会いがあるから、行動するのではない。
    行動するから、出会いがあるのだ。
  27. 「かっこいいね」と言う人が、かっこいい。
    「かっこいいね」と言う人が、かっこいい。
  28. 本当に優しい人は、困っている人に対して、見て見ぬふりをしない。
    本当に優しい人は、困っている人に対して、見て見ぬふりをしない。
  29. 朝から元気な人には、存在感がある。
    朝から元気な人には、存在感がある。
  30. とにかく一生懸命な人に、存在感を抱いてしまう。
    とにかく一生懸命な人に、存在感を抱いてしまう。

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