「乾杯!」
社会で仕事をしていると、季節の変わり目には飲み会が恒例です。
新人の歓迎会、送迎会、打ち上げなど、大勢で集まってアルコールを飲みながら話をすることがあります。
まれにお酒が弱い男性もいます。
特に東洋人は欧米人に比べて、比較的、お酒に弱いのが特徴です。
人種的に、肝臓でアルコールを分解する力が弱いです。
お酒を少し口にしただけで、顔が真っ赤になる人も珍しくありません。
そんなときに「飲めません。絶対無理です」と、かたくなに断るのはよくありません。
「男だったら飲め!」とは言いません。
「男だったら飲めるふりをしろ!」でいい。
そもそもお酒が飲めない体質の人がいます。
無理やり飲ませるのも健康によくありません。
しかし、お酒は飲めなくても、せめて飲めるふりくらいはできるはずです。
飲めるふりをする人になることが大切です。
協調性を大切にするということです。
お酒に弱くて飲めなくても飲めるふりができるのは、協調性を大切にする気遣いができる証拠です。
周りの雰囲気を壊さない気遣いができるかどうかは、社会で仕事をするときだけではありません。
友人関係であれ家族関係であろうと、すべての人間関係において必要です。
重要です。
お酒を飲めなくても飲めるふりは、そんな協調性を大切にする心が現れる習慣です。